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父「勇者は剣を使えなくちゃな!」

1: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)20:24:57 ID:LC5

息子「はい!わかりました。」
一年後…
父「剣一本で戦うのはつらい…二刀流だ!」
息子「わかりました」
一年後…
父「やはり槍だ!」
息子「はい」
一年後…
父「もう教えることは何もない…」
息子「お世話になりました。」
父「ワシからの餞別だ!受けとれ!」

なぜか息子に渡された武器は斧だったという…

引用元:open2ch
5: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:13:43 ID:PU6

勇者「なぜ斧なんだ……」

父「それは選別であり、そして最後の試練ということだ……」

勇者「試練なのに教える事は無いのかよ」

父「そしてこれから旅に出すが、最後の試練が終わるまで、その斧以外の武器を使うことを禁止する」

勇者「そりゃないよ! 親父!」


6: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:23:21 ID:PU6


――街――

勇者「流石は国でも1,2を争う商業都市」

友人「よう勇者!」

勇者「友人! お前どうしたんだ!」

友人「お前が勇者として鍛えてる間、俺は商人をやってたんだ!」

勇者「そうなのか! 出世したな!」

友人「ところで勇者、一つ頼まれてくれないか……」

勇者「どうしたんだ。そんな深刻な顔をして」


7: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:24:10 ID:PU6


友人「先月、海に魔王城が出現したんだ」

勇者「なんだって!?」

友人「港の船がいくつも襲われてるって噂だ」

勇者「ひどい事しやがる……! 許せねぇ!」

友人「だが、魔王側は『そのような事実はない。これは人間側が我々を侵略するために行っている自作自演だ』の一点張りさ」

友人「だが魔王城は、船こそ襲っているが、具体的に人間への攻撃はしていない」

友人「まだ侵略戦争をする段階じゃないって事だ」

勇者「なら今のうちに国の騎士団で攻撃すれば……」

友人「そういうわけにも行かないさ。相手の戦力が知れないうちから、そんな無謀な事は出来ない」

勇者「なるほど……そこで俺の出番ってワケか」

友人「そうだ。お前には威力偵察に行って欲しいんだ。商会の上層部に掛けあって、それなりの額は出させるさ」

勇者「分かった」


8: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:24:38 ID:PU6

友人「さて、欝ってても仕方がない。パーティを作るぜ!」

勇者「パーティ?」

友人「そりゃそうだ。一人で行くわけにはいかないだろう?」

友人「少数精鋭のパーティだ。人選はしっかりしろよ

勇者「ああ、そうだな」

友人「とはいえ、雑用係は必要だろう。一人くらい買っていくか

勇者「一人? 何を?」

友人「知らないのか? ここは国でも1,2を争う奴隷市でもあるんだ」

勇者「へぇ……どれどれ」

奴隷商人「さぁ次はコイツだー!」奴隷の首輪に繋がっている鎖を引っ張る

奴隷「ぐぇ」

奴隷商人「5000ペリカから~!」

客1「7000!」

客2「12000!」

勇者「へぇ……盛んじゃないか」


9: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:25:52 ID:PU6

友人「おっ! いいのがいるじゃん!

美少女奴隷「……」

友人「よさげじゃねぇか。毎晩楽しみたい放題だぜ」(ゲス顔)

勇者「いや……俺はあっちがいい」

目付悪女「……」ジー

友人「お前……趣味悪いなぁ。そんなヤツのどこがいいんだよ?」

友人「体じゅう傷だらけだし、筋張ってるし、手もごついし。顔も乳もこっちの方がいいぜ?」

勇者「いいんだよ……親父! これ幾らだ!」

奴隷商人「ん? ああ。それなら3000ジンブバエドルだ」

勇者「よし買った」

奴隷商人「まいど」

友人「経費節約かよ……」


10: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:26:27 ID:PU6

目付悪女「……どうも」ペコリ

友人「おいおい。主人の勇者に対してその口の利き方はなんだ?」

勇者「いいんだよ。使えれば何でも良い」

友人「そりゃそうだけどよ……」

勇者「魔王の城は海にあるんなら、足がいるな。船はどうする?」

友人「知り合いの漁師に掛けあってみよう」

勇者「顔が広いな」

友人「物理的にもな」

目付悪女「……ップ」

友人「笑ってんじゃねぇよ!」


11: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:28:07 ID:PU6

-港-

漁師「魔王城まで偵察ですか。ご苦労です」

勇者「頼む」

友人「ところで、何で俺がお前の武器を持ってかなきゃいけないんだ? 剣とか槍とか」

勇者「親父に最後の試練を課されてる身でな。分かるまで斧以外の武器は使っちゃいけないんだ」

友人「なんだそりゃ?」

目付悪女「……」ピクッ

勇者「どうした?」

目付悪女「斧って、勇者が使うんすか?」

友人「敬語めちゃくちゃだなお前!」

勇者「……やっぱりか」

友人「会話をしろよ勇者」


13: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:29:27 ID:PU6

-30分後-

友人「魔王城まであとどのくらいですかね?」

漁師「うーん。あと……」

   ド   ン  !

全員「うわああああ」

友人「なんだ! 突然海面に水柱が……!」

海獣「ギャォォオオオオオ!」

友人「魔王の手下か……!」


14: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:31:39 ID:PU6


海獣「ガアアアアア!」ゴッ!! 尻尾で船攻撃

船「」グワングワン

勇者「うわぁああ! 酔う! 酔う! 絶対酔う!」

友人「案外余裕あるなお前」

目付悪女「ゲロゲロゲロゲロ……」

友人「こっちはダメだ!」

勇者「どうすれば……ハッ!」

勇者「友人! 槍だ! 遠間からなら船の上からでも攻撃は届く!」

友人「そうか! やられてばっかじゃねぇぞバケモンがぁ!!」槍グサー!

勇者「(これでヤツは反撃するはず……!」

海獣「ギャァアアア!」ドン!

目付悪女「ぐああっ!」

友人「奴隷が吹っ飛んだぞ! 勇者!」

勇者「いいんだ。これはチャンスだ……」

友人「何言ってんだよお前!」


15: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:33:28 ID:PU6

勇者(そういうことだったんだな……親父……!)

勇者「親父が俺に与えた最後の試練……それは……」上空に向かって斧投げ

海獣「!?」

目付悪女「ハッ!」斧キャッチ



勇者「自分の力を過信せず、時には仲間を頼れってことさ!」



目付悪女「ハァアアア!!!!!」ドォン!!!

海獣「ギャァアアアア!」

友人「ぶあぁっ! なんて威力だ!」船グラグラ

友人「あの海獣を真っ二つに切りやがった!」

友人「(そうか……だから勇者の親父は、勇者が技術を磨いていなかった斧を託したのか!)」

友人「適材適所……その武器を使うにふさわしいのは自分ではないと気づかせる為に!」

友人「一人で鍛錬して来た勇者に、仲間の大切さを教える為に!」

海獣・撃破


16: 名無しさん@おーぷん 2015/10/03(土)23:34:34 ID:PU6

勇者「あの女……なんで目付きが悪いか分かるか?」

友人「なんだよ。いきなり」

勇者「視力が悪い人間が、目を凝らそうとすることもある」

勇者「だが勉学に励む貴族じゃともかく、あの女はそんなナリには見えない」

友人「じゃあ生まれつき目付きが悪いんだろ」

勇者「違う。あいつは見てたんだ……俺の斧をな」

友人「斧?」

勇者「それがヤツの得物だったんだ……だから気になっていたんだろう」

友人「どういう意味だ?」

勇者「体中の傷やマッシブな体格が、彼女がかつて別の国の女戦士である事を物語っている」

友人「なるほど」

目付悪女「どうも」斧差し出す

勇者「いや、それはお前が持っていてくれ。……それは、お前のものだ」

目付悪女「……!」


魔王を倒すその日まで、勇者の戦いは続く……! -完ー


18: 名無しさん@おーぷん 2015/10/04(日)00:27:20 ID:7a7

打ち切りエンドワロタ


19: 名無しさん@おーぷん 2015/10/04(日)07:19:58 ID:cGo

おい 何故終わる






父「勇者は剣を使えなくちゃな!」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1443871497/
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