スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

阿笠博士「スイッチが・・・・・スイッチが・・・・・・」

1: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:03:00 ID:3Ng

博士「・・・・・・・・・・・・」

もはや冷たくなりただの有機物の塊となった博士は血に濡れていた。

引用元:open2ch
2: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:03:36 ID:3Ng

夕焼け、学校では

ゲンタ「おい!!コナン」

コナン「なんだよバーロー」

ゲンタ「今日は光彦学校に来なかったな。せっかくお前がスイッチ持ってたのによう!」
元太は靴を履きながら話す。


3: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:04:22 ID:3Ng

ゲンタ「この前は光彦の靴が爆発するスイッチだっけか。ククっあれも面白かったぜ。今日はどんなスイッチだったんだ?」

コナン「光彦の手足が爆散するスイッチだってよ、まったくあいつが来ねえとなんの面白みもねぇよ。ムカついたから200回押してやったぜ。」

「なんのはなしー?」 


4: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:05:11 ID:3Ng

うしろから少女が話しかけてきた。
ゲンタ「光彦が今日休みだったから残念だなーって話だぜ」

歩美「光彦くんは不死身なんだから『体調不良』なんて絶対嘘だよね!!嘘つきとかきらいだよー」
灰原「先生も首をかしげてたわよね。爆発四散しても再生能力がある光彦くんがどうして体調不良になんてなるのかしらね?」 


5: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:05:44 ID:3Ng

コナン「・・・・・・・・・・」
小石を蹴った。コロコロと転がりポチャンと側溝に落ちた。

コナン「なぁ、博士のうちにでも行って休もうぜ」

あゆみ「さんせー!!」

ゲンタ「お菓子出るかな」

灰原「もぅ・・・・お茶出しくらい手伝いなさいよ皆・・」


6: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:06:30 ID:3Ng

阿笠邸についたとき、なぜだか悪寒がしたのを覚えている。

灰原「ただいまー。あら?外出してるのかしら?」

コナン「様子がおかしいぞ。」

部屋の電気は付いていた。それどころか鍵がテーブルの上に置いてあった。
施錠されていたから博士は中にいるはず。しかし、誰もいないかのような静寂があった。


7: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:07:02 ID:3Ng

ゾクッゾクっと感じた。
歩美は不安なのか、おれの腕にしがみついている。

コナン「ちょっと見てくる。灰原、ゲンタ、歩美を頼む」

歩美「えっ、ちょ、コナン君どこ行くの!?」

コナン「博士が心配だ。もしも妙なことを感じたらすぐ外に逃げろ」

灰原「あなたひとりでは危険よ。ただ寝てるだけかもしれないし、私も行くわよ」

ゲンタ「そうだぞコナン。」

歩美「うんうん、私は大丈夫だし、一緒に行こうよ。」 

コナン「いや、お前らは待ってろ。嫌な予感がする。」


8: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:07:20 ID:3Ng

灰原「いや、だか・・・・」
灰原の声を遮って言った。
コナン「いいから!!お前らは待ってろ!!」
コナンの強い声に、一同は静まり返った。灰原はため息をつき、「わかったわ」とつぶやいた。

灰原「わかったわ。ただ、少しでも危険を感じたらすぐ逃げること。いいわね?」
灰原は念を押すようにこう言った。


9: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:07:44 ID:3Ng

コナン「おい、はかせー?」

寝室にもいない。

コナン「どこだよー?」
浴室にもいない。

コナン「こ、これは・・・」

廊下に血液のようなものが付着していた。ポタポタとそのラインが博士の研究室へ続いた。

慎重に、ゆっくりと進む。


10: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:08:05 ID:3Ng

ギシッギシッと床が鳴る。心臓が危険信号を発しているのか、拍動を強く感じる。

ドアノブに手をかけ、ゆっくりと、あけた。

暗く静まり返った部屋で争った形跡はない。


11: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:08:28 ID:3Ng

コナン「ウッ!?」

血の匂いがする。
足元を見ると血に濡れていた。

慎重に、物音を立てず、暗闇にまぎれ、進む。 

血の匂いが強烈になり、吐き気を催す。


12: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:08:47 ID:3Ng

暗闇の中に、何かが横たわっているのが見えた。体格的に確信した。博士だと。

コナン「おい!!博士!!博士!!」つい叫んでしまった。

博士は既に冷たくなっている。
腹部を何かで刺されたのだろう、大量出血をしている。


13: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:09:04 ID:3Ng

コナン「くそ・・・・なんでこんな・・・・」

コナンは博士の胸ポケットに紙切れが入っているのにきずいた。

ゆっくりと紙をポケットから出し開いた。

『わしらはとんでもないことをしてしまった。おしまいじゃ。にげろどこまでも、あやつはみ・・・・・・』あとは血で濡れて見えない。

コナン「・・?」


14: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:09:21 ID:3Ng

コナンは背後に立っていることに気づかない。
コナン「!?」 
コナンは気づき、逃げようとした。だが、遅すぎた。

フルスイングで振られたバットがコナンの後頭部を直撃した。


15: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:09:40 ID:3Ng

歩美「コナンくん遅いなぁ」
歩美が心配そうにつぶやく。
すぐに逃げられるように玄関で待っている。

ゲンタ「ちょっとトイレ行ってくるぜ・・・・」
ゲンタが気の抜けたような声で言った。


17: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:09:53 ID:3Ng

灰原「ちょっと我慢できないの!!?」
ゲンタ「ちょっと漏れそうだ。ごめんーーー!!」
元太は走っていってしまった。
歩美ちゃん「コナン君おそいなぁ」 
灰原「そうね・・・・」
おおかた、博士は寝てるのか、実験に集中してるのかといったところだと思うけれど、何故か胸が締め付けられる。


18: 名無しさん@おーぷん 2015/10/05(月)20:10:08 ID:3Ng

ガチャン!!

突然、鍵が施錠される音がする。

灰原「なっ!?」

扉を開けようと何度も扉を叩くも全く開かない。この扉は特別な鍵がないと外からは施錠されない。これは博士以外知りえない場所に置いてあるはず・・・・

歩美「あいちゃん・・・どうしたの?」 

不安そうな顔でぎゅっと腕にしがみつく。

私は空いた手で必死に扉を叩く。その手はかすかに震えていた。


26: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)18:01:24 ID:ka8

ゲンタ「うぁぁぁぁぁぁぁぁ」

灰原・歩美「!?」

歩美「ねぇ元太くんが・・・・」

灰原「助けに行きましょ。」

歩美「まってよ!!なんで元太くんなんかのために!!私たち女の子だし!!どこかから逃げて早く助けを呼んだほうがいいよ!」


27: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)18:05:12 ID:ka8

灰原「なんかってなによ!!仲間でしょ!」

灰原「あなたは逃げ道を探してなさいよ!!」

歩美「あ、あいちゃんまってー!!うぇーん」

トイレに駆けつけたとき、ゲンタが叫んだ。

ゲンタ「お、お願いだからトイレに入ってこないでくれ!!助けてくれよー!!」

灰原「矛盾してるじゃない。」

灰原は扉を開けようとノブに手をかけた。カチャッと開きかけたときゲンタが叫んだ。

ゲンタ「お、おねがいだ。そそそれ以上は開けるな!!」

以下安価投票
開ける 開けない


28: アホアホマン◆AHOAHOJgCc 2015/10/06(火)18:40:24 ID:Xmt

開ける


29: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)18:43:29 ID:wc3

ああもうこれ開けると死ぬトラップじゃないか元太側からしか確認できない奴

開ける


30: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)19:15:11 ID:a3F

開ける


31: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)19:55:17 ID:MDB

開ける


32: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:15:32 ID:Hm6


ガチャッ 

ピンっと金属音がした。次の瞬間、元太くんが急に宙にブラブラと浮かんだ。

ゲンタ「ヒュっっォェ」

首に巻きついているのはピアノ線。ドアを開けたとたん、トイレ天井に設置されている歯車が回りだした。

灰原「元太くんッ!!大丈夫!?」

元太は必死に首の紐を緩めようとするが強烈な絞め上げでそれもままならない。


33: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:18:10 ID:Hm6

灰原「な、なにか切るものは!?」

歩美「は、ハサミ持ってくる!!」ダダダ

歩美は走り出した。
灰原もゲンタの体を持ち上げ首に掛かる負担を減らそうとする。

灰原「もう少しの辛抱よ!!」

ギチギチ・・・・ギチギチ・・・・・

ゆっくりと締め上げられていく。

ゲンタは顔面蒼白だった。

灰原は必死で支えたが、少女にはこの肥満児を支えるのは困難だった。


34: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:21:48 ID:Hm6

灰原「キャッ!!」
灰原は足を滑らせ転倒してしまった。

床が少し濡れていた。ゲンタが騒いでいるうちに花瓶が落ちて割れたのだろう。

力を込めていたために腰を強打した。

灰原「イタタタ!」

ボキッ 
ゲンタ「ゲェェェェッ」

灰原「ゲッ元太くん!!」

ゲンタは動かなくなった・・・・


35: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:28:10 ID:Hm6

ゲンタはブラブラと不気味に揺れている。

灰原は吐き気を覚え、トイレから出た。
深呼吸をして自己に呼びかける。『落ち着け』と。

冷静さを失いえば、命の危険がある。そう思って兎に角冷静になろうと思った。

スーッハァースーッハァー・・・・・

数分たった。なんとか落ち着きを取り戻した。

灰原「吉田さんは・・・・?」

灰原は彼女のことを思い出した。

「ハサミを取ってくる」と言ってどこかへ行ったけど、どこに? 

今にはいない。それ以外の場所に探しに行くとも思えない。 

灰原「なんなのよ!!」 

一人になってしまった。


37: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:33:13 ID:Hm6

どうにもならない恐怖心、孤独。
彼女の心ははち切れそうだった。 

ハァーハァーッ

落ち着こうと深呼吸を繰り返す。

灰原「もう逃げるしかないわね・・・・」

灰原は急いで今のガラス戸を開けようとしていた。



一方その頃、歩美は気を失っていた。 

突然背後から変なハンカチで口を終われ気を失ったのだ。 

歩美「ココドコぉ・・・・うぅぅ・・・・コナンくぅん・・・・」

涙が止まらなかった。一刻も早くこの恐怖から逃げたかった。あの時灰原が逃げようと言ってくれれば違ってたかもしれないのに・・・

そう思うと、彼女のことを恨めしく思う反面、心配にもなった。

歩美「あいちゃん・・・・どうしてるかなぁ」

薄暗い部屋の中、ここがどこの部屋なのか見当もつかない。


38: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:37:20 ID:Hm6

歩美「誰かーーーーーー助けてぇぇーーーーーーーー!!」

叫ぶも反応はなく静かなものだった。 

もう一度叫ぶ。
歩美「誰かァァァっァァァァァ!!!お願いだから!!!!!たすけてぇ・・・・」

そう叫んだとき、歩美は自身が死ぬのかもしれないという恐怖に耐え切れず、涙が溢れ出した。

その時だった。

???「クっ・・・・・グハァ・・・・」

誰かの声がした!!

歩美は慎重にその声の元へ進んでいった。 

扉は鍵がかかっていた。けれど、鍵はこちらから開けられる仕組みだった。

歩美「だ、誰ぇ・・・・?」

歩美は扉を開けてしまった。


39: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:43:05 ID:Hm6

扉を開けた瞬間、パッと向こうから強い光が当てられた。眩しくて目を開けることができない。
けれどそれでも進んだ。暗闇にいる恐怖よりは何倍もマシだった。

歩美はその声の先へと進んだ。目が見えなくても進んだ。

歩美は突如強烈な吐き気を覚えた。
歩美「おぇぇぇぇぇぇ!!」

悪臭がしたでも胃腸が不調だったでもない。なのに何故か吐いてしまった。
気分が悪くなった。 

歩美は倒れた。体が動かなくなった。

歩美「コナ・・・・・・・くん」
小さな声でつぶやき、目を閉じた。




40: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:45:18 ID:Hm6

灰原がガラス戸から出ようとした時、アラームが鳴った。

博士の研究では放射性物質を扱うこともあった。
かなり高濃度の放射線が邸宅から漏れていることを示すアラームだ。

灰原はすぐに扉を開け、庭へ出た。 

あぁ助かった。それが素直な気持ちだった。仲間を悲しむでもなく、兎に角自己の安全を感じた喜びを真っ先に感じた。


41: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:52:39 ID:Hm6

あとは逃げるだけだ!もう助かった!!良かった!! 
喜びのあまり駆け出してしまった。 

ガラス戸は容易に開けられる構造だった店。
小庭から外部へ脱出するルートになんの障害物もなかった点。
それをなんの不審に思うこともなく、灰原は進んでしまった。


灰原「あと少しで!!逃げられる!!」 

走る。走る。

灰原「あと少し!!あと少し!!」 

庭から表の道路へと出られる後一歩で、出られる!! 




42: 名無しさん@おーぷん 2015/10/06(火)20:53:22 ID:Hm6

その日のよる、緊急のニュースが発表された。

「自称発明家の邸宅で爆発。少女が地雷を踏み死亡。高濃度の放射線が漏洩しあたりは混乱を極めております!!市民は被爆の危険があります。直ちに避難を!!落ち着いて!!」
慌てた様子でアナウンサーが叫んでいる。 

この事件の犯人が誰なのか、わからなかった。

~完~







阿笠博士「スイッチが・・・・・スイッチが・・・・・・」
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1444042980/
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。