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ブサ男「イケメンだけど質問ある?」ポチポチ2

シリーズ
ブサ男「イケメンだけど質問ある?」ポチポチ1
ブサ男「イケメンだけど質問ある?」ポチポチ2



65: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)22:23:03 ID:Gyp


回想


~~~~~~~~~~


取巻き「ああん?なんだその目。ブサ男のくせに!」 ドカッドカッ


ブサ男「ぐっ…」


イケメン「おい、もうやめろよお前ら」


ブサ男「!!」


取巻き「あ、イケメン!」



取巻き2「だってさあ、ブサ男ナマイキだし」


イケメン「だからってこんなことするなよ。
下らないよ」


~~~~~~~~~~~


66: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)22:27:22 ID:Gyp



ブサ男( ……)


ブサ男( 今思えば、俺へのいじめを止めてくれてたのはイケメンだけだった )


ブサ男( 本当にイケメンはいじめの主犯格なのか?)


ブサ男( いや、俺が決めつけてただけだ)


ブサ男( …… )


ブサ男( いやいや、同情なんて俺らしくねえ)


ブサ男( いいじゃねえか。嫌われの対象が俺からイケメンに変わるんだし)


ブサ男( 整形でチヤホヤされようなんて結局アイツは卑怯もんじゃねえか)



ブサ男( 気にしないでおこう)


68: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)22:34:06 ID:Gyp



ーーーーーーーー


翌日


ブサ男「待ちに待った土曜日だ」


ブサ男「今日は何しようかな」


ブサ男「そうだ、兄貴にドライブに連れてってもらおうかな」


ブサ男「って、兄貴は仕事か…」



ブサ男「兄貴といえば、筆箱の件すっかり忘れてた…」



ブサ男「イケメンの整形事件が衝撃すぎたな」


ブサ男「結局あの二人はどういう関係だったんだろ」


ブサ男「まあただの知り合いだろ。あんま深く考えないでおこう」


73: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)22:40:53 ID:Gyp

ブサ男「そうだ今日は一日中ゲームしよう」


ピロ-ン

ブサ男「ん?またラインだ」



ブサ男「って…またイケメンからだし!」



ブサ男「用件は……と」



ブサ男「え……?」


75: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)22:45:33 ID:Gyp


ーーーーーーーーーーー



イケメン「……」ガクガクガク



兄「今日呼ばれた理由はわかってるよね?」



イケメン「……あ、あの…」ガクガク



兄「チクろうとしたんだよね?ブサ男に。俺達の秘密を」



イケメン「……ゆ、許してください」ガクガク




兄「ダメだ」


兄「後でたっぷりお仕置きしてあげるから」


兄「大人しく待っててね?」


76: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)22:50:25 ID:Gyp


ーーーーーーーーーー


ブサ男「『たすけて』…だと?」



ブサ男「いきなりなんなんだコイツは」



ブサ男「助けてってなにが?…と」ポチポチ



ピロ-ン


ブサ男「うわ、返信はやっ」




『おまえのにいさんに』

『ころされる』


79: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)22:54:34 ID:Gyp


ブサ男「は…?」



ブサ男「殺される?俺の兄貴に?イケメンが?」


ブサ男「クソッ胸騒ぎしかしねえ…」


ブサ男『兄貴といるのか?』ポチポチ   



『かんきんされてる』


『いまはどっかいってる』



ブサ男『警察呼んだ方がいいか?』ポチポチ



『けいさつはだめ』


『けいさつがきたってばれたら
なにされるかわからない』



ブサ男「クソ…ダメか…」


82: 名無しさん@おーぷん 2015/09/28(月)22:59:25 ID:Gyp


ブサ男『今からそっちいく。今どこ?』ポチ



ブサ男「……」


ブサ男「クソが!!!なんで既読がつかないんだよ!!」



ブサ男( まて、冷静になれ俺)



ブサ男( イケメンが監禁されてるってことは、兄貴の所有の建物…?)



ブサ男( てことは、あそこしかない)



ブサ男( 夏休みに一回遊びにいった、兄貴の別荘だ!)



ブサ男( あそこならそう遠くないし、チャリとばせばいける)



ブサ男( よし…待ってろイケメン…)


97: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:12:40 ID:QT8


ーーーーーーーーーー


兄「なにしてんの?」


イケメン「あ…」ビクッ


兄「ふうん、ラインでブサ男を呼ぼうとしたわけ?」


イケメン「ごめんなさい…」ガクガク


兄「あーあ、ブサ男の奴は変に勘いいし、本当にきちゃうだろうな」


兄「余計なことしやがって」
バキッ


イケメン「携帯がっ…」



兄「まだ逆らおうとしてんだ?おまえは俺の奴隷のクセに」


98: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:16:13 ID:QT8


ーーーーーーーーーー


キコキコキコキコ


ブサ男「……なんで俺がイケメンなんかのためにこんな…」ハアハア


ブサ男「あの二人に何があったか何も知らないのに…」ゼエゼエ


ブサ男「でも俺はイケメンが本気で危ないような気がするんだ」ハアハア



ブサ男「前から薄々感じてた」ゼエゼエ



ブサ男「俺の兄貴は、ヤバイ人なのかもしれない」


100: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:28:22 ID:QT8


ーーーーーーーーー


ブサ男「ここか…」ハアハア


ブサ男「山の中で相変わらず気味悪いところだな…」


ブサ男「やっぱりドアはダメか、鍵がかかってる…」



ブサ男「となると…」




ブサ男「あの大きい窓ガラスをぶっ壊すしかないな」


101: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:32:39 ID:QT8


ーーーーーーーー


ビシッ バシッ バシッ


イケメン「うっ……ぐっ…」


イケメン「痛いよっ…」



兄「うん?もう嘆いてるのか?」


兄「鞭打ちくらいで?」



イケメン「許してくださいっ…」



兄「許さないよ?こんなの序の口だし」



イケメン「お願いします、殺さないでっ」


103: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:35:27 ID:QT8


兄「殺す…?」


兄「ははは、そんなことするわけないだろ?
すぐ見つかって捕まえられるだけだし」



兄「まあでも、おまえはもう売り物にするつもりもないしなぁ」



イケメン「え…」



兄「周りに俺のことチクろうとした奴をこれ以上飼っておけないしな」



兄「せいぜいおまえは俺のストレス発散道具として生きていてもらおうかな?」



イケメン「ヒッ…そんな…」ガタガタ


104: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:37:18 ID:QT8




兄「さあ、次はこの拳で殴ってやろうかな」
コキコキ



イケメン( だ、誰かっ…… ) ギュッ





ガシャーーーーーーー ン!!!!



兄・イケメン「!!!?」


105: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:40:15 ID:QT8



ブサ男「助けにきたぞおおおおおお!」




イケメン「ブ……ブサ男くんっ」



兄「チッ…」



ブサ男「おい兄貴…これがどういう状況か説明してくれよ!」



ブサ男「なんでイケメン拘束してんのか」



ブサ男「なんでイケメンは傷だらけなのか」



ブサ男「二人は一体どういう関係なのか!」


兄「……」


兄「フッ、分かったよ」



兄「すべて教えてやるさ」


107: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:43:21 ID:QT8



兄「まずイケメン。コイツは身寄りのない捨て子だったんだ」


兄「一人では生きていけない奴だった」


兄「イケメンだけじゃない。俺は身寄りのない捨て子を各地から引きとった」



兄「なんのためにかって?」



兄「その子たちを商品にするんだ」



兄「つまり、身体を売るってことだな…」



ブサ男「!!?」


108: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:46:17 ID:QT8



ブサ男「そんなの犯罪じゃねーか!!兄貴サイテーじゃねーの!?」



兄「おまえどの口が言ってる?」



兄「両親が死んでから、何不自由なく暮らしてきたのは誰のおかげだ?」



兄「俺はおまえに充分な奉仕をしてきたはずだが?」



ブサ男「っ…」(クソ、言い返せねえ)



兄「まあいい」


109: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:50:37 ID:QT8



兄「当然、売り物は質が良いものでないと売れないだろ?」


兄「そこでだ」


兄「俺は中学生を卒業した子たちに整形手術を受けさせた」



ブサ男「!?…整形…」



ブサ男「まさかイケメンの整形って…」



イケメン「……」グッ



兄「ははは、そうだな」



兄「イケメン君は一番整形を嫌がってたねえ。懐かしいなあ」ハハハハ



イケメン「……」ブルブル



ブサ男( ヤバイ)


ブサ男( 俺の兄貴にイカれてる…)


110: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:55:30 ID:QT8


ブサ男「やっぱ最低だよ兄貴は…」



兄「あん?」



ブサ男「そりゃ俺は兄貴のおかげで生活してこれた」



ブサ男「でもこんなやり方ってないだろ、いくら金が入るからって…」



ブサ男「第一、人間を商品とか売り物呼ばわりするとか最低だ」



ブサ男「兄貴はそんな人間だったのか…?」



兄「…なあ」ボソ



ブサ男「…え?」



兄「うるせえええええええなああああああ」



ブサ男・イケメン「!!?」


111: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)21:59:24 ID:QT8



バキッ!!

ブサ男「グハァッ」


ブサ男「うぅ…」ゲホゲホ



イケメン「ブサ男くん!!!」



ブサ男「くそっ…離せ兄貴!!!!」
ジタバタ



兄「おまえみたいな厄介な奴は拘束しとくのが一番なんだよ」



ブサ男( …くそ、イケメンと同じように身動きできなくなってしまった…)





兄「ふう…なんだか今日は疲れたなあ…」


112: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:02:34 ID:QT8



兄「おいおまえら」



ブサ男・イケメン「…」



兄「今日は俺はひとまず寝る」


兄「だが明日は覚悟しておけよ」






兄「半殺しにしてやるから」


113: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:06:22 ID:QT8


ーーーーーーーー



ブサ男「……」


イケメン「……」



イケメン「ごめんなさい」


イケメン「巻き込んでしまって…」



ブサ男「巻き込んだもなにも」



ブサ男「俺の兄貴が悪いんじゃねえか」



イケメン「だけど…」


114: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:10:20 ID:QT8



ブサ男「あー、それにしても信じられないな」


ブサ男「イケメンがそんな商売してたなんて…」



イケメン「……やっぱ引く?」


ブサ男「そりゃあね」


イケメン「……」



イケメン「どうしようもなかったんだ。生きるためなら」



イケメン「あの人の奴隷になるしかなかった」


115: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:14:25 ID:QT8




ブサ男「……そうか」



ブサ男「女?男?」



イケメン「え?なにが?」



ブサ男「客の性別だよ」



イケメン「え?……どっちもだけど」


116: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:18:04 ID:QT8



ブサ男「マジかよえげつねえ」


ブサ男「どういう技使ったりした?」



イケメン「……」


イケメン「普通そんなこと聞く?」



ブサ男「じ、冗談だよ。真剣に怒んなって」



イケメン「冗談キツイよ」


イケメン「こっちはどんだけ苦しんで…」



ブサ男「……ごめんごめん」


ブサ男「もう言わないから」


117: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:22:14 ID:QT8



イケメン「じゃあこっちも言わせてもらうけど」


イケメン「ブサ男くんそんなキャラだったんだ。学校と全然違うよね?」



ブサ男「まあね。これが俺の本性だよ」



イケメン「学校でもそれをだせばいじめられなんかしないのに」



ブサ男「それができたらそうしてるっつーの」



ブサ男「まあ本性出したところで調子乗ってる奴ってウザかられるだけだし」



ブサ男「ブサイクだから」


ブサ男「イケメンはいいよな。イケメンで」


119: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:25:47 ID:QT8



イケメン「ハハ…イケメンだなんて…」



イケメン「俺は綺麗な仮面かぶってるだけだし…」


イケメン「でもみんなはこの仮面が好きだったんだなぁ」



イケメン「まいっちゃったよ。俺の仮面の下を知ったらみんな離れちゃったし…」



イケメン「俺の中身を好きになってくれてた人はいなかったんだよな」




ブサ男( あ、だからなんだな)



ブサ男( イケメンが笑ったとき悲しそうだったのは )


120: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:30:19 ID:QT8



イケメン「…で、これからどうしよう」


ブサ男「…だな」



ブサ男「とにかくこの縄を解いて身動きできるようにならないと」


イケメン「俺のはビクともしない。ガッチリ縛られてる」


ブサ男「俺のは頑張ったらなんとか解けそうだ」


ブサ男「兄貴興奮してたし、適当に縛ったのかも」ググ…



ブサ男「……痛ええ」



イケメン「だ、大丈夫か?」


121: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:33:37 ID:QT8


10分後


ブサ男「やっと緩くなってきたぞ…」ハアハア

ブサ男「ふんぬううう」


イケメン「が、頑張って!」



さらに10分後



ブサ男「や、やっと解けたあああ」


イケメン「い、痛そう。縄の部分が血滲んでる…」


ブサ男「こんなん痛くねえよ。おまえの傷の方が痛々しいっつーの」



イケメン「そ、そうかな?」


122: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:36:22 ID:QT8


ブサ男「さて、イケメンの縄も解いたところで」


ブサ男「この部屋からどう脱出しよう」



イケメン「ドアは鍵閉められてる」



イケメン「窓もないし、換気扇からも抜け出せそうにない…」



ブサ男「絶望的ってことか…」



イケメン「……」


123: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:40:35 ID:QT8



イケメン「ねえブサ男くん」


イケメン「俺たち殺されちゃうかな?」



ブサ男「半殺しって言ってたから大丈夫じゃね?」



イケメン「大丈夫じゃないでしょ…」



イケメン「半殺しですんだとしても、これからずっと監禁されて…」



イケメン「そんなの死んじゃう」


イケメン「俺死にたくない…」



ブサ男「……」


124: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:44:19 ID:QT8



ブサ男「さっきからさあ」


ブサ男「泣き言ばっかぺちゃくちゃ言ってんじゃねえよ」



イケメン「なっ…」


イケメン「ブサ男くんが落ち着きすぎなんだよ!」



ブサ男「こっちだって怖いわ」


ブサ男「でもやられっぱなしは胸糞悪いだろ?」


ブサ男「殺されるのが嫌なら、やり返せばいいんだよ」



イケメン「え?」


125: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:48:03 ID:QT8



ブサ男「覚悟決めようぜ」


ブサ男「兄貴を殺そう」



イケメン「……!!」



イケメン「殺そうって…仮にもあの人はブサ男くんのお兄さんだろ?」



ブサ男「そんなこと知ってるわ」



ブサ男「でもそんなこと言ってられる場合じゃねーだろ」



イケメン「そうだけど…」


126: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:52:20 ID:QT8



ブサ男「そうと決まれば武器を探そう」


ブサ男「そうだな、花瓶が丁度いい」


ブサ男「イケメンはそのでかいトロフィーを武器にしろ」



イケメン「う、うん…」



ブサ男「おまえはドア横で待機しとけ。そして兄貴が入ってきたら襲いかかれ」


ブサ男「俺はベッド下で待機しておくからおまえが仕留め損ねたとしても俺が仕留めにいく」



ブサ男「分かったな?」


イケメン「う、うん」


128: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)22:56:27 ID:QT8


ブサ男「早速さっき言った場所に待機しよう」


ブサ男「もう明け方だし、兄貴がいつ戻ってくるかわからないからな」




イケメン「なんか緊張する…」


イケメン「それにしてもブサ男くん」



イケメン「なんでブサ男くんはそんなに冷静でいられるの…?」



イケメン「平然とお兄さんを殺す準備始めめるし…」


130: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:00:45 ID:QT8


ブサ男「おまえ馬鹿か?」



ブサ男「俺だって兄貴の秘密知った時点で頭パニック状態だよ」


ブサ男「でも今はとにかく生きるために努力しなきゃいけないだろ」



イケメン「……うん、そうだな。その通りだよ…」



ブサ男「……」



ブサ男「おい、イケメン寝るなよ」



イケメン「うん、大丈夫起きてる」


131: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:03:25 ID:QT8


ーーーーーーーー


ブサ男「今何時くらいだ?」


イケメン「8時くらい」


ブサ男「そろそろだな…」



イケメン「……」



ブサ男「なあイケメン」



イケメン「ん?」



ブサ男「兄貴もな、昔はあんな奴じゃなかったんだ」


132: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:06:16 ID:QT8


ブサ男「きっと両親が死んでから変わってしまったんだろう」


ブサ男「俺はその当時物心ついてなかったけど」



ブサ男「それでも兄貴は俺をここまで育ててくれた」


ブサ男「こんなクズな俺を見放さず」


ブサ男「いつも俺のことを考えてくれてて」



イケメン「……」



ブサ男「俺にとっては親であり兄であり、たった一人の家族なんだ」


133: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:09:24 ID:QT8


イケメン「……」グスッ


イケメン「うっ……うえっ」



ブサ男「ちょっ…」


ブサ男「なに泣いてんだよおまえ!」



イケメン「だって…俺のせいで…」



イケメン「ブサ男くんは…大事な家族を殺すことに…」グスグス



ブサ男「だからって泣くなよ…男のクセに」


134: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:13:01 ID:QT8


ブサ男「つか何も殺さなくても、動けなくすりゃいいだけでさ」


ブサ男「そんな真正面に言葉受け止めなくてもいいだろ…」



イケメン「だったら最初からそう言ってよ!!」


ブサ男「んだよ、怒んなよな…」



ドスドス…



ブサ男・イケメン「!!!」


136: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:17:17 ID:QT8


イケメン「きっきた……?」


ブサ男「ああ、兄貴だ。しっかり構えとけ」



ドクン ドクン ドクン 



バンッ

兄「おい、大人しくしてたか…」


兄「!!!」



イケメン「やああああああ」ブンッ



兄「フンッ!!」 ガシィッ


イケメン「ああ!?」



兄「へえ…いきなり襲ってくるとはね…」
グググ


兄「ほんとに鬱陶しいことをしてくれるな。
おまえらは」ギロリ



イケメン「うっ…やめっ…離せ!」


137: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:20:18 ID:QT8


ブサ男( クソ!イケメンの奴あっさり捕まりやがって…)



ブサ男「うおおおおおおおお!!!」
バッッ



兄「!!!」

バキイイ


ブサ男「グハァッ」ズザッ



ブサ男( いってえ、あのクソ兄貴本気で殴りやがった…!)



ブサ男( 歯一本抜けたし…)



ブサ男( やべえ頭ぐわんぐわんする…)


140: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:23:29 ID:QT8


兄「あーあ」


兄「マジでムカつくなおまえら」


兄「大人しく奴隷になってくれたら生かしてあげようと思ったのに」



兄「もう殺してしまおう」



イケメン「ヒッ……」



兄「さようなら、イケメンくん」


141: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:27:32 ID:QT8


ググググ 

イケメン「っ……」


兄「いいねえその顔」


兄「苦しみに歪んだその顔」


兄「一回首絞めで人を殺してみたかったんだよなぁ」



イケメン( ヤバイ息ができない )


イケメン( なにこれ、俺死ぬの?)



イケメン( あ……意識が……)




ガツンッ!!!



142: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:30:23 ID:QT8


イケメン「げほげほっげほげほっ」


イケメン( お、俺助かった…?)ハアハア



兄「」バタンキュ-



イケメン「あ…倒れてる…」



ブサ男「ふう…なんとか間に合ったようだな…」


ブサ男「殴ったんだよ、兄貴を。トロフィーで」



ブサ男「おまえの首絞めるのに必死だったみたいだから、気付かれなくてよかった」




イケメン「……」プルプル


イケメン「ぶ…ブサ男くううううううん」


143: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:32:40 ID:QT8


ブサ男「うわっまた泣くのかよ…」



ブサ男「つか、こんなことしてる場合じゃねえ!すぐここを離れるぞ!」


ブサ男「兄貴もいつ目覚めるか分かんねえし」



ブサ男「そんで後は警察におまかせだ!」


イケメン「きゅ、救急車も呼ぼう」


144: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:35:18 ID:QT8


ーーーーーーーーー


ブサ男「ふう…ここまで来れば安心だろ…」



イケメン「…長かったね…」



ブサ男「ああ…ほんとだよ…」



ブサ男「あ…やべ」フラリ


バタ-ン



イケメン「ぶ、ブサ男くん!!?」


145: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:38:16 ID:QT8


ーーーーーーーーーー


俺が病院で目覚めたのはその次の日だった


イケメンはめちゃくちゃ心配してくれてた


俺もイケメンも、特に体の心配はいらないらしい


兄貴はまだ入院中らしいが命に別状はないらしい。正直ホッとした


結局兄貴は児童売春罪・傷害罪・監禁罪で警察の御用となった。

イケメンの話しによると、精神病院の入院も考えられているらしい



兄貴のいう”商品”の子どもたちは、無事保護され施設に預けられた


146: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:41:19 ID:QT8


ーーーーーーーーーーー


あの日から1カ月、俺たちの日常にも少しずつ平穏が訪れていた


そしてあの日以来、俺とイケメンは「友達」の関係になっていた



ブサ男「それにしても良かったなイケメン」


イケメン「なにが?」


ブサ男「整形のこと」


ブサ男「クラスの奴らに、おまえの意思で整形したんじゃないって疑い晴れただろ?」



イケメン「まあね…」



イケメン「でも結局、事件のことでさらにみんなと溝ができたけど」



ブサ男「別にいいじゃないか」



ブサ男「俺ら元々嫌われものなんだし」


147: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:43:32 ID:QT8


イケメン( ほんと切り替え早いやこの人)


イケメン「まあでも平気だよ」



イケメン「ブサ男がいるし、1人じゃないから」



ブサ男「なんだよ気持ち悪いこと言うな」


イケメン「あはは」



ブサ男( あ、)



ブサ男( イケメンの奴、ちゃんと笑うようになったな)


148: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:46:13 ID:QT8


ブサ男「そういや、精神病院から手紙が届いたんだよ」


ブサ男「兄貴から」



イケメン「えっ!?」


ブサ男「読む?読みたくないならいいけど」



イケメン「ううん、読むよ」


ガサガサ 



イケメン「……」


ブサ男「笑えるだろ」


149: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:48:36 ID:QT8


『おまえたちを』

『苦しめて』

『ごめんなさい』





ブサ男「たった三文だけとかw」


イケメン「うん…」



イケメン「それでも考えられないや。あの人が謝るだなんて」



ブサ男「今の兄貴にとってこれが精一杯なんだろうな…きっと」


150: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:51:06 ID:QT8


ブサ男「俺はブサイクで何してもダメダメな高校二年生。おまけに性格も悪い」



ブサ男「これからバイトを始めようと思う」



ブサ男「勉強も頑張ろうと思う」



ブサ男「友達を大切にしようと思う」



ブサ男「兄貴とまた前のように暮らせるように、信じて頑張ります」



fin


151: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:51:37 ID:QT8

これにて完結です
長引いてしまい反省してます
読んでくれた方、レスしてくれた方マジで感謝です


152: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:52:29 ID:nU0


おもしろかった


153: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:52:45 ID:8R9

おっつー
予想を上回ってくれて面白かったよ
色々と救いもあったし、この終わり方、俺は好きだな


154: 名無しさん@おーぷん 2015/09/29(火)23:54:12 ID:ZMW

面白かったよぉぉぉ
なきそうだぜ、、


157: 名無しさん@おーぷん 2015/09/30(水)02:39:34 ID:wEt


おもしろかった。
流れるように読んでしまった。


158: 名無しさん@おーぷん 2015/09/30(水)08:18:03 ID:thb


意外な展開で面白かった
友達できて良かったな







ブサ男「イケメンだけど質問ある?」ポチポチ
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