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淡々と画像を貼るスレ 危険な動物毒・植物毒編

シリーズ
淡々と画像を貼るスレ 危険な動物毒・植物毒編
淡々と画像を貼るスレ 危険な毒キノコ・植物・その他



1: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)15:45:39 ID:EvS

ハラデイ

no title

引用元:open2ch
2: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)15:53:51 ID:EvS

毒(Poison)

英語では広義の毒全てを含んで「Poison」(ポイズン)と呼び、
動植物・微生物を含む全ての生物由来の毒に対して「Toxin」(トキシン)と呼び、
昆虫を含む動物が他の生物に対して噛む・刺す等して注入する毒を「Venom」(ヴェノム)と呼ぶ。
つまり、Poison→Toxin→Venomと順番に範囲を狭くして区別している。
毒物が生体へ影響を与えるメカニズムは毒により異なるため、
ダメージの種類と程度は、毒の種類・与えられた生物によって変わる。

「毒性学」(Toxicology)の基本的な考え方では、ほとんどの物質は多かれ少なかれ毒性がある。
砂糖や食塩でも大量摂取すれば危険だが、これらはふつう毒とは言わない。
毒とは「毒物」(危険なもの)や「劇物」(不都合なもの)に相当する程度の毒性があるものと考えられている。

no title


3: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)15:59:29 ID:EvS

自然毒(Naturally Occurring Poison)

毒には、天然の毒と人工の毒がある。
天然のものは、例えば毒蛇やサソリなどの「動物毒」、トリカブトや毒キノコなどの「植物毒」、
ヒ素や有機水銀といった「鉱物毒」、ポツリヌス菌や破傷風菌などに由来する「微生物毒」等に分かれる。
強力な毒性を利用して兵器として利用研究されているものや、毒性を応用して医療分野などで使われるものもある。

人工の毒は、「農薬」や「工業用薬剤」「化学合成の副産物」「化学兵器」など、人工的に合成して作られた毒物を指す。
例えば青酸カリや四塩化炭素、ダイオキシン、サリン、VXガスなどが含まれる。

外敵から身を守るため、あるいは獲物を確実に捕らえるために様々な生物が毒を持っており、
そのような生体由来の毒を「自然毒」と呼ぶ。
日本では、事件数・患者数は「植物性自然毒」によるものが多く、致命率は「動物性自然毒」のものが高い。

厚生労働省:自然毒のリスクプロファイル↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/poison/index.html

no title


4: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)16:00:56 ID:WWe

あだ名が毒物くんになった


>>4
この毒物が~みたいなセリフ聞いたことある


5: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)16:02:37 ID:EvS

急性毒性(Acute Toxicity Test)

投与直後から数日以内に発現する毒性を「急性毒性」という。
この毒性の強さの尺度として用いられるのは「半数致死用量」(LD50=50% lethal dose)、または「半数致死濃度」(LC50)。
つまり、「同量投与された個体のうち、半数が死に至る用量」(濃度)を指す。
(対象の動物に特定の毒を注射して、試験期間内にその半数が死ぬ用量)

単位としては、基本的に「mg/kg」(体重1kg当りの投与mg)を用いる。
日本の毒物及び劇物取締法などはLD50を目安に指定されている。

no title

no title


6: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)16:07:32 ID:EvS

半数致死用量(LD50)の小さい(=強い)毒性の例

数値は資料によって若干変動。
※()内の毒素を持つ生物は一例です

「青酸カリ(シアン化カリウム)」- 半数致死量:10mg/kg
「塩化第二水銀」 - 半数致死量:5mg/kg
「ニコチン」(タバコ) - 半数致死量:1mg~7mg/kg
「サリン」(化学兵器・神経ガス) - 半数致死量:0.2mg/kg
「α-アマニチン」(ドクツルタケ) - 半数致死量:0.1mg/kg
「ミクロシスチン」(藍藻) - 半数致死量:0.05mg
「リシン」(トウゴマの種子) - 半数致死量:0.03mg/kg
「ヘビ毒」(毒蛇) - 半数致死量:0.02mg~5mg/kg
「VXガス」(化学兵器・神経ガス) - 半数致死量:0.02mg/kg
「ω-コノトキシン」(イモガイ) - 半数致死量:0.013mg
「テトロドトキシン」(フグ) - 半数致死量:0.01mg/kg
「サキシトキシン」(プランクトン/貝毒) - 半数致死量:0.0026mg/kg
「バトラコトキシン」(モウドクヤドクガエル) - 半数致死量:0.002mg/kg
「ホモバトラコトキシン」(ズグロモリモズ) - 半数致死量:0.002mg/kg
「ベロ毒素」(腸管出血性大腸菌) - 半数致死量:0.001mg/kg
「ダイオキシン」(農薬合成) - 半数致死量:0.0006mg/kg
「パリトキシン」(マウイイワスナギンチャク) - 半数致死量:0.0001mg/kg
「マイトトキシン」(有毒渦鞭毛藻) - 半数致死量:0.00005mg/kg
「テタノスパスミン」(破傷風菌) - 半数致死量:0.000002mg/kg
「ボツリヌストキシンA」(ボツリヌス菌) - 半数致死量:0.000001mg/kg
「ボツリヌストキシンD」(ボツリヌス菌) - 半数致死量:0.0000003mg/kg

最も強いボツリヌス毒素Dはフグ毒(テトロドトキシン)の約30,000倍の毒性比

no title


7: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)16:13:38 ID:EvS

生物の分類(Taxonomy/Classification)

それぞれの種には分かりやすく分類するため階層が設けられけている。
現時点の生物分類でほぼ一般的に使われている分類体系フレームは以下の通り

「ドメイン」(Domain)…真核生物・真正細菌・古細菌
 ↓
「界」(Kingdom)…動物界・植物界・菌界など
 ↓
「門」(Phylum/Division)…海綿動物・脊索動物・紅色植物など
 ↓
「鋼(こう)」(Class)…哺乳・両生・魚・昆虫など
 ↓
「目」(Order)…鱗翅目(チョウ目)・双翅目(ハエ目)など
 ↓
「科」(Family)+α「亜科」(Subfamily)…・マメ科・ヒト亜科(ゴリラ等)など
 ↓
「属」(Genus)+α「亜属」(Subgenus)…イヌ属・ヒョウ属など
 ↓
「種」(Species)+α「亜種」(Subspecies)…ヤマネコ種・イエネコ亜種など

亜科→属の間を細分する時は「族」「連」(Tribe)、
亜属→種の間を細分する時は「節」(Section)など。他にも「上目」「下目」などで細分する。

例えばヒトなら、

[ドメイン]真核生物
[界]動物界
[門]脊索動物門
[鋼]哺乳綱
[目]サル目
[科]ヒト科
[属]ヒト属
[種]ホモ・サピエンス と分類される。

no title


8: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)16:16:41 ID:EvS

動物性自然毒(Animal toxin)

厚生労働省:自然毒のリスクプロファイル
「陸上にもヘビやハチ、サソリなどの有毒動物が生息し、咬まれたり刺されたりする被害は多い。
しかし、陸上の有毒動物を食品として摂取することにより食中毒が引き起こされることはまずない。
食中毒に関与する動物性自然毒はすべて魚貝類由来であると考えてよい」

魚介類の殆どの毒物質は「プランクトン(有毒渦鞭毛藻etc)類」に由来し、生物濃縮作用により摂食した生物に蓄積され毒化する。
例えばフグも、有毒プランクトンを含まない餌を与えれば無毒フグとして成長する。
一般の中毒は魚介類による食中毒が主で、フグ毒、麻痺性貝毒や下痢性貝毒によるものが多い。
他には、咬傷としてヘビ類やトカゲ類の毒、刺症としてスズメバチなどが挙げられる。

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11: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)16:20:19 ID:EvS

オニダルマオコゼ(鬼達磨虎魚/Stonefish)

カサゴ目オニオコゼ科に属する魚。
日本近海では小笠原諸島・奄美大島・沖縄周辺に分布している。
岩に擬態しており、じっと動かず、熟練のダイバーでも見間違う事があるそうだ。

オニダルマオコゼの背ビレの棘は毒腺と連続しており、強力な神経毒を分泌する。
毒はタンパク質で構成されているが、成分の詳細は分かっていない。
刺された場所は腫れ上がり、紫色に変色し、場合によっては壊死を起こす事がある。
また、あまりの激痛に意識障害を起こし、重篤の場合は呼吸困難、痙攣、最悪の場合は死亡する。
可食部分は少ないが美味らしく、高級魚として扱っている地域もある。

no title


同じオニオコゼ科のオコゼ(オニオコゼ)の棘
no title


13: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)16:39:28 ID:EvS

今はサーバーがおかしいみたい! ってずっと出るんだけど


>>17
サンガツ。今日は一番重いね


>>14
一理ある


15: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)17:02:21 ID:EvS

クサフグ(草河豚/Grass puffer)

フグは敵を威嚇するために体を膨らませる姿が印象的で、英語でPufferfishと呼ばれる。
クサフグは北海道道南~沖縄の沿岸まで広く分布し、
他のフグと同様に「テトロドトキシン」(+微量のサキシトキシン)という毒素が含まれている。
また、砂に潜る習性からスナフグ(砂河豚)等とも呼ばれる。
内臓と皮、特に肝臓・腸・卵巣は毒性が強い。
肉の味は淡泊で美味だが、多量に食べると毒が致死量に達するといわれているため過食は厳禁。

毒の摂取後20分程度~数時間で症状が現れる。
第一段階として、指先や口唇部・舌端に軽い痺れを感じ、目眩による歩行困難、頭痛や腹痛などが起こる。
意識が明瞭なまま麻痺が急速に進行し、24時間以内に死亡する場合が多い。

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no title


16: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)17:32:21 ID:EvS

ハコフグ(箱河豚/Boxfish)

皮膚に骨板が発達し、硬い甲羅を構成しているのが特徴のフグ。
口元は同じフグのカワハギ科などと同様に、くちばしの様な形状をしている。
一般的にフグ毒として知られるテトロドトキシンは持たない。
しかし、「パリトキシン」に似た毒性物質を体内に蓄積していることがある。
この物質は食用部分に存在しているので重篤な中毒を起こす場合があり、死亡例も確認されている。

また、皮膚から溶血性のある「パフトキシン」という物質を粘液とともに分泌し、捕食者からの防御を行っている。
そのため、水槽内での不用意な刺激によって毒が海水中に放出され、他の魚が死滅することがある。
日本の統計では、フグ毒で起きた食中毒は毎年20~35件、患者数は30~50人、死者数は1~4人程度と報告されている。

no title


18: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)17:40:49 ID:EvS

ソウシハギ(草紙剥/Scrawled filefish)

フグ目カワハギ科の海水魚。
日本では本州中部より南に生息するが、海面の温暖化によって生息域が北上し、瀬戸内海でも確認されている。
ソウシハギは内蔵に致死性の猛毒素「パリトキシン」を含む場合があるため、食べないよう注意されている。
これは餌のイワスナギンチャクなどを捕食して蓄積された毒素で、フグ毒として有名なテトロドトキシンよりも強い。
ハワイの先住民族にも矢毒として用いられていた。

パリトキシンは加熱しても毒性は失われない。
発症までの時間は3~36時間。
主症状は横紋筋融解症による筋肉痛、尿の変色(茶褐色)、麻痺・痙攣など。
重症の場合、呼吸困難、不整脈、ショックや腎障害を引き起こす。
人間の冠状動脈に対して極度の収縮作用があり、それが人に対する致死原因になると考えられている。

no title


20: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)17:43:44 ID:EvS

ゴンズイ(権瑞/Japanese eel catfish)

体長10cm~20cmのナマズ目の海水魚。
暖海性の魚で、関東より南の浅い海、岩礁地帯や防波堤の窪地などに生息する。
集団で行動する習性があり、群れの固まりは「ごんずい玉」とも呼ばれる。
ゴンズイの背びれと胸びれの棘には毒があり、これに刺されると焼けつくような激痛に襲われる。
この毒は死んでも失われず、死んだゴンズイを知らずに踏んで激痛を招いてしまうことが多いため、十分な注意が必要。

刺毒魚の毒はタンパク質のため熱に弱く、60℃以上の高温で毒の成分が分解されると言われている。
元はナマズの仲間なので、地方によっては味噌汁や天ぷらなどで食される。
コラーゲン豊富な部分と白身が美味らしい。

no title


毒棘
no title


21: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)17:45:04 ID:EvS

アオブダイ(青武鯛/Knobsnout parrotfish)

スズキ目ブダイ科の魚。
体長は最大90cmにもなり、名前の通り体色は青みが強い。
また、成魚になると前頭部がこぶのように突き出るがのも特徴。
眠る際に口から粘液を出し、自分を覆う薄い透明の寝袋を作り、その中で眠る行動が知られている。

アオブダイはスナギンチャクを捕食するため「パリトキシン」を蓄えている場合があり、内臓を食べてはいけない。
パリトキシンは加熱や塩漬けによっては分解されない。
また、フグ毒で知られる「テトロドトキシン」が検出された事例もある。
日本では1953年以降、5人のアオブダイによる食中毒での死亡例がある。

no title


>>21
この画像コブダイやで


>>23
すまんな、ありがとう
これがアオブダイかな?

no title


22: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)17:47:57 ID:EvS

ドクウツボ(毒○/Giant moray)※○の中は、さかなへん+單=ウツボ

ウナギ目ウツボ科に属する魚類。
最大で全長3m、体重30kgにもなる。
体は細長い円筒形で、灰色や黄褐色をしている。
インド太平洋に広く生息しており、温暖なサンゴ礁や岩礁の浅瀬を好む。
日本では沖縄県の一部や、高知県の須崎市周辺で水揚げされている。

ドクウツボの毒は、牙から注入される毒液ではなく、
生物濃縮で体内に高濃度の毒素を保有する個体が存在する。そのため、食べる際は注意。
実験により、筋肉と内臓に「シガテラ毒」(後述)の存在が認められている。
厚生労働省のサイトでもドクウツボの毒性は猛毒に指定されており、
シガテラ毒を保有する魚類の中でも特に多量のシガテラ毒を保有すると説明されている。

no title


27: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)17:56:57 ID:EvS

→シガテラ(Ciguatera)

海洋に生息するプランクトンが産生する毒素に、
何らかの理由で汚染された魚介類を摂取することで発生する食中毒。
シガテラを引き起こす毒素は「シガテラ毒」と呼ばれ、
「シガトキシン」「マイトトキシン」など20種以上が確認されている。

一般に中毒症状は1~8時間ほどで発症するが、2日以上の例もある。
吐き気、下痢、腹痛、めまい、頭痛や筋肉の痛み、麻痺などの症状を引き起こす。
また、凍傷にかかったような感覚になる神経障害(ドライアイスセンセーション)のほか、
血圧異常(80mmHg以下)や心拍数異常などの循環器障害がある。
効果的な治療法は未だ確立されておらず、後遺症の回復は1週間程度の例もあるが、重症例では半年~数年程度を要する。
日本国内で死亡例はない。海外では数例が報告されている。

Carribbean Ciguatoxin-1
no title


28: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)17:59:25 ID:EvS

有毒渦鞭毛藻(Toxic dinoflagellate)

毒素を産生する能力を持った渦鞭毛藻。「ゆうどくうずべんもうそう」と読む。
「渦鞭毛藻」は海域・淡水域共に広く分布する植物プランクトンで、
毒を産生する藻類は珪藻・ラフィド藻などにも見られるが、渦鞭毛藻は他の有毒藻類とは別枠で扱われる場合が多い。
有毒渦鞭毛藻を魚類や貝類が捕食すると、産生された毒素が分解されずに捕食者に蓄積される事がある。

この藻から毒素を蓄積した魚介類は、「貝毒」や「シガテラ」といった食中毒の原因となる。
中には水環境の富栄養化などにより赤潮を形成する種もあり、大発生した場合には特に問題視される。
産生する主な毒素は「サキシトキシン」「オカダ酸」「パリトキシン」「シガトキシン」「マイトトキシン」など。

no title

no title


関係ないけど、アルツハイマー病患者が描いた絵が>>28のDと微妙に似てる

no title


30: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)18:04:36 ID:EvS

アンボイナガイ(Geographic cone/Killer snail)

イモガイ科に分類される巻貝の一種。
日本では伊豆諸島・紀伊半島より南に分布する。
口内に猛毒を注入する毒針を隠し持ち、刺毒による死者や重症者が多いことで知られる。
アンボイナガイは餌の魚だけでなく、人を刺すこともある。

イモガイ類の毒は「コノトキシン」という神経毒だが、本種はイモガイ類の中でも特に死者や重症者が多い。
インドコブラの37倍の毒を持つ。血清もない。
刺された際の痛みは小さいが、やがて神経が麻痺する。
応急処置をしない場合は20分ほどで喉の渇き、めまい、歩行困難、血圧低下、呼吸困難等の症状が現れ、
重篤な場合は数時間で死に至る。
毒の作用は末梢神経の伝達を阻害するもので、随意筋を麻痺させる。

no title


31: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)18:05:53 ID:TgU

まーたこの手のスレか(呆れ)




毎回楽しませていただいてます


32: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)18:09:00 ID:EvS

オーストラリアウンバチクラゲ(濠太剌利海蜂水母/Sea Wasp)

「キロネックス」(Cheironex)という通称・属名で有名。nexはギリシア語で「殺人者」を意味する。
他にも、「ゴウシュウアンドンクラゲ」「オーストラリアハブクラゲ」等の呼び名がある。
英語では「シーワスプ」(海のスズメバチ)と呼ばれる。
主に、インド洋南部からオーストラリア西方近海に生息。

毒の成分は高分子タンパク質から成る神経毒・溶血毒・皮膚壊死毒。
地球上で最も強い毒性を持つクラゲとして知られ、触手に触れた小魚や甲殻類を瞬時に殺して捕食する。
この毒はヒトに対しても極めて有害であり、刺されると耐え難い程の激痛を感じ、
次いで刺された箇所の壊死・視力低下・呼吸困難・心停止等の症状が現れ、1~10分程で死に至る。
刺された箇所が小範囲であれば一命を取り留めることもあるが、触手が絡まるなどして広範囲に渡るとまず助からない。
また、傘が半透明のため水中での視認が困難であり、加えて触手が多い・長いために気付かずに接触してしまう事が起こりやすい。
記録によると1884年以降、少なくとも5,567人が本種に刺され命を落としている。

no title


34: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)18:17:28 ID:EvS

ハブクラゲ(波布水母or波布海月/Chironex yamaguchii)

沖縄や奄美に生息するクラゲ。
2009年に日本近海の個体群に別の学名が与えられ、キロネックスと同じ属に入ることになった。
また、元琉球大学教授の山口正士への献名として種小名が付けられた。
熱帯性で、5月から10月にかけて発生する。

日本近海に生息するクラゲの中でも特に危険な種であり、過去に3件の死亡例がある。
刺されると激痛を感じ、刺傷箇所はミミズ腫れになる。6時間ほど経つとミミズ腫れは水疱に変わり、
12時間後には壊死を引き起こす。重症の場合だと、意識障害や呼吸困難、心停止に至ることもある。

no title


35: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)18:24:36 ID:EvS

イルカンジクラゲ(Carukia barnesi)

オーストラリア北部に棲息し、アンドンクラゲ目イルカンジクラゲ科に属するクラゲ。
3cm四方程の小さな身体に最長50cm程の触手を持つ。
このクラゲに刺されることによって起こる症状は「イルカンジ症候群」と呼ばれる。
毒液はコブラの100倍、タランチュラの1000倍程度。

刺されると数分~数時間の間に、背中・胸の激痛、最高血圧が300近くにもなる急激な血圧上昇、
強い精神不安などの症状が起こり、死亡することもある。
このときの痛みは凄まじく、モルヒネも効果が無い。男性では持続的な勃起を引き起こすこともある。
厄介なのは毒の強さは勿論、イルカンジクラゲ類が小さいため、まるで見えない事が挙げられる。

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36: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)18:36:00 ID:EvS

カツオノエボシ(鰹ノ烏帽子/Portuguese Man O' War)

クダクラゲ目カツオノエボシ科の刺胞動物。
非常に強い毒を持つことから、刺された際の痛みを例えて「電気クラゲ」とも呼ばれる。
ヒドロ虫の仲間に属し、いわゆる普通のクラゲとは異なる(画像参照)。
1つの個体に見えるのは、実は多くのヒドロ虫が集まって形成された「群体」である。
藍色の浮き袋の中には気体(主にCO2)が詰まっていて、これで海面に浮かぶ。

カツオノエボシの触手に触れると、表面にある細胞から「刺胞」という微小な毒針が発射される。
刺胞は強力な毒をもち、刺されると強烈な電撃を受けたかのような激痛がある。
患部は炎症を起こして腫れ上がり、痛みは長時間続く。
二度目に刺されるとアナフィラキシーを起こし、ショック死する危険がある。

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no title


38: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)18:55:53 ID:EvS

ヒョウモンダコ(豹紋蛸/Blue-ringed octopus)

マダコ科ヒョウモンダコ属に属する4種類のタコの総称。
10cmほどの小型のタコで、他のタコと同様に体色をすばやく変化させることが出来る。
日本~オーストラリアにかけての西太平洋熱帯域・亜熱帯域に分布し、浅い海の岩礁、サンゴ礁、砂礫底に生息する。
2009年になってからは九州北部の福岡県・佐賀県・長崎県・大分県で多く目撃されている。

ヒョウモンダコの唾液には強力な神経毒の「テトロドトキシン」が含まれており、
身の危険を感じるとこの唾液を吐いたり、または痛みなしに噛み付いて注入する。
テトロドトキシンは解毒剤がなく、呼吸困難に繋がる麻痺を引き起こし、酸素不足から心停止に至る。
また、唾液腺中には麻痺毒の「ハパロトキシン」も含まれている。

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39: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)19:09:58 ID:EvS

アカエイ(赤○/Red stingray)※○の中は、さかなへん+賁=エイ

アカエイ科に属するエイ。
北海道南部から東南アジアまで、東アジア沿岸域に広く分布する。
尾を含めた全長は最大で2mに達し、尾の中ほどに数cm~10cmほどの長い棘が1~2本ある。

この長い棘には毒腺があり、刺されると激痛に襲われる。
数週間も痛みが続いたり、アレルギー体質の人はアナフィラキシーによりショック死することもある。
棘には鋸歯状の「かえし」もあり、一度刺さると抜き難い。

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40: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)19:13:07 ID:EvS

ポタモトリゴン・モトロ(Ocellate river stingray)

淡水エイの一種。
日本では「オレンジスポットタンスイエイ」とも呼ばれる。
分布はブラジル、パラグアイ、アルゼンチンなど南米大陸の淡水域のみ。
最大で体盤長50cm、体重15kgに達する。様々な斑点が特徴。

尾部に毒針をもち、刺されるとひどく痛む。
また、針はブーツなどの素材も容易に貫通する。
毒は強力で、傷口は小さくても、刺された付近の細胞が壊死して大掛かりな切開手術を伴うことがある。

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「ゴールデン・レイ」と呼ばれるエイの大群の大移動
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41: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)19:24:22 ID:EvS

オニヒトデ(鬼海星or鬼人手/Crown-of-thorns starfish)

輻長15~30 cmの大型のヒトデ。多数の腕を持ち、全身が棘に覆われている。
日本では主に南西諸島に生息し、黒潮を通じ北上、本州でも確認された。
サンゴ礁に生息し、成体がサンゴも餌とする。
時をおいて大発生することがあり、サンゴ礁環境の保全上有害と考えられている。

オニヒトデの体表面には多数の有毒の棘が生えており、
生理活性作用の高い「plancitoxin I」「plancitoxin I」Iを主成分とする毒物質(オニヒトデ粗毒)を持つ。
これがヒトの皮膚に刺さると毒素によって激しい痛みを感じ、
アナフィラキシーショックによって重症に陥ることがあり、最悪の場合、死に至る。

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42: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)19:34:08 ID:EvS

ガンガゼ(岩隠子/Diadema setosum)

ガンガゼ科に属するウニの一種。
南日本(房総半島・相模湾以南)の海岸で見られるウニの中でほぼ唯一気をつけるべき種とされる。
全体に黒紫色で、棘は最大30cm以上に達し、本体に比べて著しく長い。

一般的なウニのムラサキウニやバフンウニなどは、手に乗せて多少押しつけるなどしてもそうそう刺さらず、
刺さったとしてもほとんど深傷にはならない。
しかしガンガゼの長い刺は細くて鋭く、先端は容易に人の皮膚に突き刺さる。
表面には逆刺があり、しかも折れやすいため、皮膚内部に折れて残ることが多く、毒もあるためひどく痛む。

眼球のような部分は肛門らしい
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43: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)19:45:52 ID:EvS

マウイイワスナギンチャク(Palythoa toxica/Limu-make-o-Hana)

ハワイのマウイ島に生息しているイワスナギンチャクの一種。
1個体の直径は3.5cm程度で、サンゴ礁の浅海に群生している。
マウイイワスナギンチャクの毒は神経毒の「パリトキシン」で、動物界最高の毒性を誇る。
毒性の強さは青酸カリの約8000倍、フグ毒(テトロドトキシン)の60倍程度。
LD50の計算上、体重60kgの人間なら3~6μgほどで半数が死に至ると考えられる。

発症までの時間は3~36時間。
毒は心臓と心筋、肺の血管などを急速に収縮させ、生き物は窒息するかのごとく死亡する。
ハワイ大学の学生がこの群体の上を泳いだだけで、全身倦怠、筋肉痛と腹部の痙攣で数日間入院したという話も語られている。

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44: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)20:01:38 ID:EvS

スベスベマンジュウガニ(滑々饅頭蟹/Atergatis floridus)

オウギガニ科・マンジュウガニ属 に分類されるカニ。
甲長3.5cm、甲幅5cmほどの小型のカニで、
日本では千葉県~沖縄県にかけての太平洋岸の岩礁海岸とサンゴ礁の潮干帯から水深100mまでに生息する。
あまり素早く逃げないので磯遊びなどで見かける機会もあるが、よく知らないカニを不用意に食べてはいけない。

本種は有毒ガニである。
毒は主に体表部(外骨格)と、歩脚・鋏脚の筋肉に含まれるとされる。
これまでに検出された毒成分は、麻痺性貝毒の成分「ゴニオトキシン」「サキシトキシン」、
フグ毒として知られる「テトロドトキシン」があり、生息地によって成分の構成比、毒量が大きく異なる。

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45: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)20:09:02 ID:EvS

ウモレオウギガニ(Zosimus aeneus)

オウギガニ科のカニの一種。
日本では主に沖縄、奄美など南西諸島に分布しており、小笠原、八丈島、伊豆大島にも分布する。
有毒ガニの中で特に毒性が強いのはウモレオウギガニとスベスベマンジュウガニの毒だといわれ、
ウモレオウギガニの毒が最も強いという記述もある。
甲幅は8cmほど、甲の表面は陶器のような質感と光沢を持ち、複雑な色・模様を呈する。

触るだけならほとんど問題ないが,絶対に食べてはいけない。
全身に「サキシトキシン」や「テトロドトキシン」を大量に含み、毒ガニの中で食中毒の発生や死亡率が最も高い。
奄美大島でこのカニを味噌汁で食べた5人家族のうち2人が死ぬという事件もあった。

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46: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)20:37:33 ID:EvS

オブトサソリ(尾太蠍/Deathstalker)

サソリ目キョクトウサソリ科に属するサソリ類の総称。
英語では「デスストーカー」と呼び、日本でもこの名がよく知られている。
「尾太蠍」の名前通り鋏に比べて尾が太く、これを振るって外敵から身を守ったり、獲物を捕らえる。
夜行性で、昼間は石の下や巣穴に潜み、夜になると出歩く。

毒性が強いサソリ類で、非常に危険な種類とされる。
餌の少ない砂漠で確実に獲物を仕留める為に強化された毒は人間でも死亡例がある。
動きも素早く、走るときはかなりのスピードで砂地を進む。体を方向転換させるスピードも速い。
非常に気が荒く攻撃的なので、2006年から日本での輸入が禁止されている。
有毒サソリによる死者は世界で年間1000人以上とも言われる。

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47: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)20:47:30 ID:EvS

アフリカナイズドミツバチ(Africanized honey bee)

「アフリカミツバチ」と「セイヨウミツバチ」の交雑種。
攻撃性が強く、人間の死亡例も多いため、「キラービー」(killer bee)の異名を持つ。
特徴として、群れを作りやすく、巣に防御専門の役割のハチが多く暮らす。
また、巣周辺の警戒領域が広く、その領域に入った生き物を防御本能で攻撃する。
攻撃する場合、多数の個体が出動し、対象が逃げても非常に長距離を追いかける。

現在はセイヨウミツバチとの交雑が進んで攻撃性が弱まりつつあり、
アフリカナイズドミツバチが危険とされている地域はアメリカ合衆国南部のみとされる。
アメリカでは1990年~2004年の間に14人が死亡している。

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48: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)20:54:27 ID:EvS

オオベッコウバチ(Tarantula hawk)

ハチ目ベッコウバチ科に属するハチの総称。
「ドクグモオオカリバチ」と呼ばれることもあり、
タランチュラ類の天敵であるため、英語では「タランチュラホーク」と呼ばれる。
世界最大のハチとして有名。
青みがかった黒い体色で、体長は6cm以上に及ぶ。

クモを専門に狩りをするハチであり、巨大なクモを狩るために体も大きくなったと言われている。
主に地上を徘徊しており、地中に巣穴をつくるクモを狙う。勝率はほぼ100%だそうだ。
人間がオオベッコウバチに刺されても致命傷となることはないが、
このハチの毒針は昆虫界で2番目に痛いと言われる針を持つ。

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49: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:15:03 ID:EvS

オオスズメバチ(大雀蜂/Japanese giant hornet)

ハチ目スズメバチ属の昆虫の一種。
日本では北海道~九州、南限は屋久島、種子島近辺にも分布する。
以前は「オオスズメバチ」ではなく、単に「スズメバチ」の和名も用いられた。
木の根元などの土中、樹洞などの閉鎖空間に巣を作る。

日本に生息するハチ類の中で最も強力な毒を持ち、かつ攻撃性も高い非常に危険な種。
時速約40kmで飛翔することができ、狩りをする時は一日約100kmもの距離を移動することができる。
ハチの毒針は産卵管が変化したものなので、刺すのはメス(働きバチ)だけである。
刺傷被害は7月~11月に発生しているが、特に9月~10月に多く発生している。
毒性が強く、アナフィラキシーで人がショック死することもあり、日本では年間平均30人程度の死者が報告されている。

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50: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:18:51 ID:EvS

→アナフィラキシー(Anaphylaxis)

ヒトや他の哺乳類で認められる、急性の全身性かつ重度なI型過敏症(数分~30分以内に症状が現れる)アレルギー反応の一つ。
ほんの僅かなアレルゲンが、生死に関わるアナフィラキシー反応を引き起こすことがある。
症状としては、全身性の蕁麻疹+喉頭浮腫/喘鳴/ショック/下痢/腹痛のうちいずれかが発症する。

例えば、スズメバチの毒には強力な溶血作用+その他の生理作用があるが、数箇所刺された程度の毒量では死ぬことはない。
しかし、過剰な抗原抗体反応(免疫反応)に伴うアレルギー性ショックが起こると死に至る可能性がある。

過去にハチに刺された経験があると、体内にはハチ毒によって「抗体」が作られる。
そして二度目にハチに刺された時、抗原によるアレルギー反応が生じる場合がある。
このうち、呼吸困難や血圧低下などの全身的な反応がアナフィラキシーであり、
生死に関わる重篤な症状を伴うものを「アナフィラキシーショック」と呼ぶ。

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51: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:24:01 ID:EvS

サシハリアリ(Paraponera clavata/Lesser giant hunting ant)

アリの一種。ニカラグアからパラグアイまでの、湿潤な低地多雨林に生息する。
「パラポネラ」という学名でも知られ、
刺された箇所が24時間痛むことから「Hormiga Veinticuatro」(24時間のアリ)の異名を持つ。
攻撃的なアリで、肉食性。働きアリは1.8cm~30cm、赤黒く頑強。
巣は樹の根元に作られ、数百~千匹程度のアリが属する。

本種に刺された時の痛みはあらゆるハチ・アリの中で最大であるとされ、
Schmidt Sting Pain Indexではタランチュラ・ホーク(オオベッコウバチ)よりも強い「4+」にあてられている。
ペプチド性神経毒の「ポネラトキシン」が単離されており、電位依存性のNaイオンチャネルに作用して神経伝達を阻害する。
この毒を医療に応用する研究も進められている。

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52: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:25:59 ID:EvS

ツェツェバエ(Tsetse fly/Glossina)

ハエ目(双翅目)ツェツェバエ科に属する昆虫の総称。
23種8亜種が確認されている。
アフリカ大陸の北緯15度~南緯20度の範囲のみに分布し、この範囲は「ツェツェベルト地帯」と呼ばれている。
体長は5mm~1cm。
このハエは吸血性であり、「アフリカトリパノソーマ」(アフリカ睡眠病)の病原体となるトリパノソーマでの媒介種として知られる。

この病気は寄生性原虫トリパノソーマによって引き起こされる人獣共通感染症で、
病状が進行すると睡眠周期が乱れ朦朧とした状態になり、さらには昏睡して死に至る。
感染者は5万人~7万人と推計されている。
アフリカトリパノソーマ症に対する予防接種はなく、吸血されないように虫よけスプレーや衣服等で予防するしかない。
治療薬として最近、エフロルニチンという新薬が開発されている。

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53: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:37:37 ID:EvS

フォニュートリア・ドクシボグモ(Brazilian Wandering Spider)

シボグモ科フォニュートリア属の毒グモの一種。
徘徊性で、南米のブラジルなどに分布する。
「ブラジルドクシボグモ」「フォニュートリア・ニグリヴェンター」
「ハラクロシボグモ」「クロドクシボグモ」などの別名でも呼ばれる。

世界で最も毒性の強い毒グモの一種。ギネス記録に登録された事もある。
咬まれると高レベルの神経毒「セロトニン」が注入され、
激痛が走るほか、呼吸困難に陥ることもあり、25分程度で死亡するといった記述もある。
人間の居住環境に侵入することもあり、特にバナナの果実に潜んでいることがしばしばあるとされる。
「シボグモ」は日本にもごく普通にいる1cm程度のクモで、毒性については特に言及されていない。

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子グモがついていたバナナ(頭にhttp://を付けてください)
i.imgur.com/qMoB4g9.jpg


54: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:44:31 ID:EvS

シドニージョウゴグモ(Sydney funnel web spider)

クモ目ジョウゴグモ科に属するクモの一種。
名前の通り、シドニーをはじめとしたオーストラリアに生息している。
体長は4cmほど。足を拡げると10cm近くになり、脚や腹部に剛毛が生えている。
本種は「フォニュートリア・ドクシボグモ」や「ドクイトグモ」などと並ぶ最も危険な毒蜘蛛として知られており、
全てのクモの中でも最強の毒蜘蛛とも呼ばれている。

毒の成分は強酸性の「ロブストキシン」で、心臓にショックを与え、放っておくと死亡する例も多い。
雄雌ともこの毒を持つが、特に雄の牙は非常に鋭利で硬く、人の爪を貫通するほどの威力を有すると言われる。
12月~1月にかけて雄が現地の人家にも侵入することがある。

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56: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:49:16 ID:EvS

セアカゴケグモ(背赤後家蜘蛛/Red-back spider)

ヒメグモ科に分類される小型のクモの一種。
和名の「背赤」は体の赤い部分に由来するが、
「後家」の由来に関しては「噛まれた時の死亡率が高く、奥さんが後家になる」という俗説が知られている。
外来種で、現在では39の都道府県で確認されている。
体長1cm~5cm、体表は黒色で、胸腹部背面には赤い模様がある(オスは腹面のみ)。

毒は獲物を咬んだときに獲物の体内へ注入される、神経毒の「α-ラトロトキシン」とされる。
この毒を有するのはメスのみとされるが、オスについては知見が少ない。
オーストラリアでは死亡例があるが、日本では報告されていない。
しかし、大阪府や福岡県では本種による被害が続発している(重篤者は0)。
また、有毒だが性格は基本的におとなしく、素手で触るなどしなければ噛まれることはない。

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57: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:54:30 ID:EvS

蚊(Mosquito)

ハエ目カ科に属する昆虫。
イエカ属、ヤブカ属など35属、約2,500種が存在する。
重量はわずか2~2.5mg。飛行能力は低く、エアコンや扇風機といったわずかな風で飛行障害を起こす。

蚊のメスは吸血を行う。
吸血の際は皮膚を突き刺し、様々なタンパク質などの生理活性物質を含む唾液を注入した後に吸血に入る。
この唾液により、血小板の凝固反応が妨げられる。
また、この唾液は人体にアレルギー反応を引き起こし、その結果として血管拡張などにより痒みを生ずる。

蚊は血液を吸って痒みを生じさせる以外に、伝染病の有力な媒介者ともなる。
「マラリア」などの原生動物病原体、「フィラリア」などの線虫病原体、
「黄熱病」「デング熱」「脳炎」「ウエストナイル熱」「チクングニア熱」などのウイルス病原体を媒介する。
被害は世界中で起こり、間接的に年間72万人程度の人間を死に至らしめている。
そのため、媒介者となる蚊は「世界一の殺人者」と呼ばれることもある。

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年間殺人数
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>>57
蚊より犬の殺人数にビビるわ


58: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)21:57:48 ID:EvS

イラガ(刺蛾/Monema flavescens)

チョウ目イラガ科に属する昆虫およびその総称。
「蜂熊」「シバムシ」「キントキ」「デンキムシ」「ヤツガシラ」など、数十の地方名がある。
イラガの幼虫は、通常7~8月頃、多い年は10月頃に再び見られる。
様々な樹で繁殖し、サクラ、ウメ、リンゴなどの葉裏に集団で生息していることが多い。
幼虫は「イラムシ」とも言い、ライムのような鮮やかな緑色や薄茶色をしている。

この幼虫に触れると激しい痛みに襲われる。
外敵を察知した幼虫が全身の棘の先から毒液を一斉に分泌するためで、
場合によっては皮膚に水疱状の炎症を生じ、鋭い痛みの症状は1時間程度、かゆみは1週間ほど続くことがある。
また、種類によっては繭に毒毛を付けているものもいる。
正確な毒性分は解明されていないが、ヒスタミンやさまざまな酵素を成分とした非酸性の毒とされている。

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60: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:02:59 ID:EvS

チャドクガ(茶毒蛾/Tea tussock moth)

チョウ目ドクガ科の昆虫。
日本では本州より南の各地に分布している。
日本の代表的な毒蛾であり、園芸植物に被害を及ぼすほか、刺されて被害に遭う人が後を絶たない。
幼虫(いわゆる毛虫)は4月~10月にかけて年2回発生する。

チャドクガは生涯を通じて毒針毛を持ち、毒針毛は非常に細かく、長袖でも夏服などは繊維のすきまから入り込む。
直接触れなくても木の下を通ったり、風下にいるだけで被害にあうことがある。
触れてから2~3時間して患部が赤くはれ上がり、痒くなる。
一度被害にあうと、それが抗原になって2回目以降、個人差はあるがアレルギー反応を起こすことがある。
毛は非常にもろく折れやすいため、掻き毟ることで知らぬ間に断片が拡散して腕全体や体の広範囲に発疹が生じる場合が多く、予防も困難。
蚊に刺された程度と軽く考えて放っておくとだんだん全身におよび、痛痒感で眠れなくなる。

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チャドクガの幼虫の群れ
i.imgur.com/CGx9W5Y.jpg


61: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:06:09 ID:EvS

ベネズエラ・ヤママユガ(Lonomia Obliqua/Taturana obliqua)

主に中南米・ベネズエラ周辺の熱帯雨林に生息している蛾。
幼虫は節足動物の中で最強の毒を持つといわれ、「殺人毛虫」(Killer Caterpillar)の異名を持つ。
毒は抗凝血性の出血毒で、これはクサリヘビやガラガラヘビの毒と同質のものとされる。
元々この毛虫は密林の奥深くに生息していたことから、その被害は多くなかった。
しかし、近年進む森林伐採や自然破壊の影響を受けて人間の住む地域周辺に発生するようになった。

刺されると血が固まらず、傷口からの出血が止まらなくなり、
内臓出血や脳内出血、腎不全などを引き起こし、人を死に至らしめる。
最近になって血清が作られ、死者が出ることは少なくなったものの、未だに被害は多いとされる。

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63: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:12:07 ID:EvS

サシガメ(刺椿象or刺亀虫/Assassin bug)

カメムシ亜目サシガメ科の昆虫の総称。
世界で900以上の属に分類され、6,000種以上が存在する。
サシガメの中でヒトなどから吸血する種は感染症の媒介者ともなり、「シャーガス病」の原因となる。
毒が注入された時の痛みは、痛みが非常に強い部類のアシナガバチやベッコウバチ類の毒針に刺されたときの痛みに匹敵する。
中央アジアの王達は捕虜を拷問する際にサシガメを使ったそうだ。

サシガメが引き起こす感染症のシャーガス病は、
「アメリカトリパノソーマ」(ツェツェバエのアフリカ睡眠病とは別)とも呼ばれる、原虫由来の人獣共通感染症である。
シャーガス病はすぐには発病せず、一般に長期の潜伏期間があるといわれる。
リンパ節・肝臓・脾臓の腫脹、また、筋肉痛、心筋炎、心肥大(心臓破裂)、脳脊髄炎、心臓障害などの症状を示す。

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日本でよく見られるヨコズナサシガメ(頭にhttp://)
i.imgur.com/Bj66GxD.jpg


64: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:17:07 ID:EvS

スパニッシュフライ(Spanish fly)

コウチュウ目ツチハンミョウ科の甲虫の一種。
名前にflyとあるがハエではない。(英語のflyは飛翔する昆虫に使われる)
この虫はツチハンミョウ科に共通する毒成分「カンタリジン」を体内に蓄える。
これを人間が摂取すると尿中に排泄される過程で尿道の血管を拡張させ、充血を起こす。
この症状が性的興奮に似るため、西洋では催淫剤として用いられてきた。

歴史は深く、ヒポクラテスまで遡ることができる。
SMの語源となったサド侯爵ことマルキ・ド・サドは、売春婦たちにこれを摂取させたとして毒殺の疑いで法廷に立ったことがある。
漢方医学でも伝統的に、ツチハンミョウ科の甲虫をカンタリジンを含む薬用生物として利用している。

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65: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:19:49 ID:EvS

ツチハンミョウ(土斑猫/Blister beetle)

コウチュウ目ツチハンミョウ科に属する昆虫の総称。
上述のスパニッシュフライもこの科に属する。
名前に「ハンミョウ」とあるが、ハンミョウとは別の科(Family)に属する。
全身は紺色の金属光沢があり、動きは鈍い。地面を歩き回る。
触ると死んだ振り(偽死)をして、この時に脚の関節から黄色い液体を分泌する。

この液には毒成分「カンタリジン」が含まれ、昆虫体にもその成分が含まれる。
同じ科のマメハンミョウもカンタリジンを持ち、その毒を集めて忍者も利用したとされ、中国では暗殺に用いられたともいわれる。
微量たが漢方薬としても用いられている。

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67: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:23:00 ID:EvS

ナイリクタイパン(Fierce Snake)

「タイパン」は、コブラ科タイパン属に分類されるヘビ。
本種の毒は非常に強く(死亡率50%)、その主成分は強力な神経毒である。
また、出血毒や溶血毒も含んでいるといわれ、それぞれが必殺の威力を持つ。
毒量も多く、一咬みで注入する毒の量は成人男性の致死量100人分と言われる。さらに、攻撃性が強く、動作も素早い。

タイパンは主に沿岸部に生息するが、オーストラリアの内陸部には近縁種の「ナイリクタイパン」が分布する。
(「インランドタイパン」と記述されている種も恐らく同一種?)
ナイリクタイパンは陸生の毒蛇の中で最も強力な毒を持つと言われ、一咬み分でマウス12万5000頭を殺せるとされる。
人との接触は少ないが、それでも毎年約60名ほどが咬まれる。
しかしタイパンと対照的に性格は穏やかで臆病な上、血清があるため死者はほとんど出ていない。

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68: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:26:17 ID:EvS

イースタンブラウンスネーク(Eastern Brown Snake)

コブラ科の毒ヘビ。オーストラリア東部全域に生息する。
体長は1.1m~最大2.4mほど。昼行性で攻撃性が強く、動きは俊敏。

神経毒と出血毒両方を持ち合わせるハイブリッドな毒蛇で、オーストラリアで一番人を殺しているいわれる。
陸生の毒蛇では2番目に強い毒を持つ。
(LD50=半致死量:0.03mg/kg)
毒は一咬みで成人20人分以上の致死量がある。

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69: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:32:03 ID:EvS

ブラックマンバ(Black mamba)

コブラ科マンバ属に分類されるヘビ。名前は口の中が黒いことに由来する。
アフリカ大陸東部~南部、西部の一部に分布している。
全長は2m~3.5mで、大型の個体は4.5mに達する。キングコブラに次いで世界で2番目に長くなる種。
速度はやや速い程度だが、瞬発力が優れており、攻撃は非常に素早く、また正確である。
咬まれた場合はほぼ確実に毒が注入される。

毒は非常に強く、量も極めて多いうえ、即効性で回りも早い(致死量約15mgの猛毒を一咬みで100~120mg注入)。
成分は主に神経毒のため、後遺症が残ることは少ないが、血清があり研究が進んでいるにも拘らず致死率は高く、
未治療ならば致死率は100%に近いとされる。
血清が開発される以前は、咬まれると20分ほどで確実に死に至った。

一度の攻撃で敵が怯まなければ繰り返し相手を襲い、攻撃する度に強力な神経毒と心臓毒を大量に噴出する。
「世界で最も多くの人間の命を奪った毒ヘビ」として記述される事もあるが、分布域は狭いので殺人数については諸説ある。
このような特徴からしばしば「殺し屋」「最凶のヘビ」と呼ばれる。

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70: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:42:20 ID:EvS

四大毒蛇(Big 4 Indian snakes)※毒蛇(どくじゃ)

インド及びその周辺地域に於いて、もっとも恐れられている4種の毒蛇。
インドには危険な毒蛇が多いが、上記の4種は毒が強く、人との関わりが深い地域に生息するため被害が多い特徴がある。
なお、インド周辺に生息し毒が強い「キングコブラ」は四大毒蛇には含まれない。
キングコブラは遥かに多くの毒を注入するが、比較的臆病で、ジャングルの奥に住むため人間との接触が少ない。
インドでは四大毒蛇のために作られた血清が開発されており、どれに咬まれてもこの血清で治療が可能。

[1]インドコブラ(Indian cobra/Naja naja)
毒は強力な神経毒で、毒量も多い。
血清による治療技術も発達してきたため死亡率は低いが、
死亡を免れても咬症部位を中心とした皮膚の広範囲な壊死が生じることが多い。
表皮性の壊死はコブラ毒に含まれる細胞毒の特徴であり、同じコブラ科であるアマガサヘビ、ウミヘビの毒では見られない。
笛の音にあわせて踊るコブラ踊りでも知られる。

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[2]アマガサヘビ(Many-banded krait)
「α-ブンガロトキシン」という、ニコチン性アセチルコリン受容体と呼ばれる、
タンパク質に特異的に作用する強いペプチド毒を持つ。
この受容体は運動神経や筋肉に普遍的に分布し、
この毒を受けると全ての筋肉の動きを止められてしまい、多くの場合呼吸困難に陥り死に至る。
毒のまわりは他の毒蛇に比べて速い上に、痛みが伴わないので手遅れになる事も多い。人の致死量はわずか2~3mg。

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71: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:45:58 ID:EvS

[3]ラッセルクサリヘビ(Russell's viper)

動きは緩怠だが、突発的に素早く動くことができる。
毒は強烈で、人間にとっても致命的。
毒性は出血毒および神経毒で、噛まれると強烈な痛みでもがき苦しむことになる。
また、出血毒の作用から、助かっても後遺症が残る場合が多く、手足の切断に至るケースも少なくない。
そのため、現地では最も恐れられている毒蛇の一種である。

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[4]カーペットバイパー(Carpet viper/Indian saw-scaled viper)

鱗同士をこすり合わせて警告音を出すことから、和名は「ノコギリヘビ」とも。
毒は非常に強く、1950年前後のインドの統計では、本種による死亡率は36%に達した。
一般的にほとんどのヘビは、人間側から威嚇しなければ攻撃しないなどの行動原則がある。
しかしカーペットバイパーは性質も非常に荒く、近くに人が近づけば無条件に咬みつく。
このため、世界でも非常に危険な毒蛇の一種とされている。

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72: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)22:51:49 ID:EvS

ベルチャーウミヘビ(Belcher's Sea snake/Faint-banded Seasnake)

コブラ科(ウミヘビ科とする説もあり)ウミヘビ属に分類されるヘビ。
熱帯から亜熱帯を好み、インド洋東部~フィリピン、インドネシア、ティモール海などに分布する。
ベルチャーウミヘビの持つ毒は、陸・海のあらゆる蛇の持つ毒の中で最も強い。
1973年に行われた調査では、毒液は陸棲のいかなる毒蛇より100倍近く強力だったとされている。
(LD50=半数致死量:0.0001mg/kg)

毒の成分は神経毒から成り、症状は全身の倦怠感、筋肉痛、運動障害、呼吸困難、麻痺など。最悪の場合は死に至る。
咬まれた場合は、放っておくと身体が動かなくなり溺死する可能性が高いため、まず陸に上がることが重要とされる。
比較較的大人しい性格で、人間に咬み付いてくることはあまりないとされるが、攻撃的な近縁種も存在する。

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74: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:05:46 ID:EvS

イボウミヘビ(Beaked sea snake)

インド洋からオーストラリアにかけて生息するウミヘビ。
ウミヘビは海生に適応したヘビで、熱帯~亜熱帯の海域に生息し、回遊する種では亜寒帯の地域まで北上することもある。
ベルチャーウミヘビの毒性の強さが調査で確認されるまでは、本種が最も強い毒を持つヘビとして認知されていた。

人の致死量は1.5mg程度だが、1回に射出する毒の量は1mg以下なので人の被害は少ないといわれる。
しかし、マレーシアで統計された100例余りのウミヘビ咬症のうち、半数以上はイボウミヘビによるもので、
死亡例の約90%は本種で占められていたという話もある。

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75: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:08:49 ID:EvS

ファイアサラマンダー(Fire Salamander)

イモリ科サラマンドラ属の陸生有尾類。
古来より「サラマンダー」と呼ばれてきた。ファイアは「(毒を)発射」のFireから。
和名では「マダラサラマンドラ」「ヨーロッパサラマンダー」等とも呼ばれる。
全長15cm~25cm。黒地に警戒色として鮮やかな色の斑点や縞がある。

有尾類の多くが外敵からの防御のため、皮膚から毒性・刺激性の分泌物を出すが、
この毒は表皮につく雑菌や寄生虫を防ぐ役にも立っているといわれる。
ファイアサラマンダーの場合、「サマンダリン」というアルカロイド系の神経毒を持つ。
これは全ての脊椎動物に対して有効な、過呼吸を伴う筋肉の痙攣と高血圧をもたらす毒となる。
毒腺は骨格筋に囲まれており、その力で乳白色の毒液を高速(秒速3m)で、正確に相手を狙って噴射することが出来る。

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76: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:12:07 ID:EvS

アメリカドクトカゲ(Gila monster)

ドクトカゲ科ドクトカゲ属に分類される有尾類。
「ヒラモンスター」(ヒラ川の怪物)とも呼ばれる。
全長23cm~35cm、最大で50cm以上に達する。
マリコバ族などの原住民の間では、獲物や外敵に毒息を吹きかけ殺す怪物として恐れられていた。

噛まれると激しい痛みや患部の腫れ、浮腫、眩暈、吐き気、重篤な例では心臓の異常、
アナフィラキシーショックなどの症状が出る。
しかし、健康な成人の場合は噛まれても死に至ることは稀とされる。
また、唾液に含まれる毒は2型糖尿病者用の治療薬として用いられている。

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>>76
ドクトカゲは有尾類じゃないやろ
話の腰折って悪いけど


>>78
エラー2つ目や、すまんな


77: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:19:19 ID:EvS

アカハライモリ(赤腹井守/Japanese fire belly newt)

イモリ科イモリ属に分類される有尾類。
日本で「イモリ」(井守)と呼ぶ場合、本種を指すことが多い。
本州、四国、九州と周囲の島に分布する日本の固有種で、その地域に分布するイモリでは唯一の種でもある。
全長は10cm前後。背中側は黒~茶褐色で、腹は赤地に黒の斑点模様。

アカハライモリはフグ毒としても知られる「テトロドトキシン」を持つ。
この毒素はビブリオ属などの真正細菌によって生産され、ヒトの経口摂取による致死量は1~2mgとされる。
毒の保有生物はTTXに対し高い耐性を持っているため、自身が中毒死することはない。

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79: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:23:12 ID:EvS

カリフォルニアイモリ(California newt)

イモリ科カリフォルニアイモリ属に分類される有尾類。
名前の通り、アメリカ・カリフォルニア州に分布している。
全長12~20cm。体色は背面が黒色っぽく、腹面は黄色やオレンジ色。

体内に「テトロドトキシン」を持つ。また、卵や幼生にも毒がある。
この毒には拮抗薬や特異療法が存在しない為、解毒方法は見つかっていない。
テトロドトキシンは神経伝達を遮断して麻痺を起こす。
このため、脳からの呼吸に関する指令が遮られ、呼吸器系の障害が起き、それが死につながる。

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81: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:27:09 ID:EvS

コモドオオトカゲ(Komodo dragon)

爬虫綱有鱗目オオトカゲ科オオトカゲ属に分類されるトカゲ。
「コモドドラゴン」とも呼ばれる。
インドネシアのコモド島、リンチャ島などに生息する固有種。
全長2m~3m、体重は約70kgで、最大3m13cm・166kgにもなる。
頑丈な体型をしており、自身より大型の水牛を狩るなど、野生動物としての強さでも知られる。

所有する毒成分は、血液の凝固を妨げて失血によるショック状態を引き起こす毒「ヘモトキシン」という研究結果が発表された。
成分のうち、血圧を低下させる作用のある一部の化合物はナイリクタイパンに匹敵するという記述もある。
ノコギリ状の歯で噛みつき、引っ張るような動作によって歯の間にある複数の毒管から毒が流し込まれる。
これは毒の注入に特化した結果、牙の強度や殺傷力が弱まってしまった毒蛇などと異なり、
殺傷能力を保ったまま毒の注入を可能とする構造ではないかと推測されている。

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82: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:29:34 ID:EvS

ヤドクガエル(矢毒蛙/Dendrobatidae)

両生綱無尾目に属する科の1つ。
北アメリカ大陸南部、南アメリカ大陸、ハワイ(オアフ島))などに分布する。
体色は属によっては鮮やかで、これは毒を保有することによる警戒色と考えられている。
弱毒の種でも体色の派手な種が存在するが、それは強毒種に偽装した「ベイツ型擬態」とされる。

毒はアルカロイド系の神経毒で、20μgで人間の大人を死に至らしめるという、
生物が持つ毒ではパリトキシンに次いで危険とされる「バトラコトキシン」のほか、
「ヒストリオニコトキシン」「プミリオトキシン」等を持つ種がある。

特にフキヤガエル属の3種は最も危険とされ、
「モウドクフキヤガエル」「ココエフキヤガエル」「アシグロフキヤガエル」はこの順に毒が強く、命に関わる。

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>>82
昔小学校の図書室にあった本で見たなこれ
懐かしい


84: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:32:34 ID:EvS

モウドクフキヤガエル(Golden poison frog)

ヤドクガエル科フキヤガエル属に分類されるカエル。
南米・コロンビアの固有種で、湿性林を好む。体色は黄色~オレンジ。
原住民たちは本種の毒を抽出し、吹き矢の先に塗って狩猟に利用した。
そのためフキヤガエル、ヤドクガエル等の名が付いている。
ヤドクガエル科の中で最も強い毒を保持し、触れるだけで死に至る事もある。

モウドクフキヤガエルは神経毒性を持つステロイドアルカロイドの一種「バトラコトキシン」を持つ。
これはパリトキシンに次ぐ猛毒であり、
体内に入るとナトリウムチャネルが開放され、筋肉を収縮させるため心臓発作を引き起こす。
本種に限らずヤドクガエル科の種は、生息地の食物から毒物を蓄積・或いは化合すると考えられている。
皮膚に絶えず毒素を分泌しており、扱いには細心の注意が必要。

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85: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:34:37 ID:EvS

カロリナハコガメ(Common box turtle)

ヌマガメ科アメリカハコガメ属に分類されるカメ。
アメリカとメキシコの幅広い地域に分布している。
ハコガメという名の通り、防御体制として完全に蓋をするのが特徴。
背甲や体の斑紋はバラエティに富み、地味な個体から相当派手な個体まで存在する。

餌の1つとして毒キノコを食べ、その毒素を体内に蓄積する種がいる(ミツユビハコガメなど)。
自身は毒に対して抗体を持つため中毒に陥ることはないが、
毒素を体内に残す事により、天敵に捕食された場合、対象者は死に至る。

同じく「タイマイ」というウミガメも餌となる海草の毒素を蓄積する。
その肉を食べて亡くなった人もいるそうだ。
捕食によって毒素を蓄積するタイプの動物は、食事環境によっては無毒になる事もある。

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タイマイ
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86: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:38:03 ID:EvS

カモノハシ(鴨嘴/Platypus)

カモノハシ科カモノハシ属に分類される哺乳類。
哺乳類とされているが、未だ謎の多い生物。
オーストラリアのクイーンズランド州などに分布する。
名前の通りカモのように、幅が広くゴムのような弾性のあるくちばしを持つ。
オスの後脚には蹴爪があり、この蹴爪からは毒が分泌されている。
この毒は主にディフェンシンのようなタンパク質類(DPL)で構成されており、うち3種はカモノハシ特有のものとされる。

毒性のタンパク質はカモノハシの免疫機構により生産されている。
イヌのような小動物を殺すのには十分な強さを持ち、
ヒトに対しては致死的ではないものの、被害者が無力になるほどの強い痛みがある。
毒による浮腫は傷の周囲から急速に広がり、四肢まで徐々に広がっていく。
事例研究によると、持続的な痛みに対して高い感受性を持つ「感覚過敏症」となり、数日~数ヶ月続くことが指摘されている。

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>>86
見た目こんなに可愛いのに


87: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:46:00 ID:EvS

ハイチソレノドン(Haitian solenodon/Hispaniola solenodon)

トガリネズミ目ソレノドン属に分類される哺乳類。
ドミニカ共和国、ハイチに分布する。
熱帯雨林に生息しており、主に地表棲だが、木に登ることもできる。
体長28~33cmで、尾の長さは22~25cm。モグラ目の最大種。

前肢の鋭く長い鉤爪で狭い隙間や地中の獲物を引き出し、捕食する。
また、哺乳類としては珍しく唾液には毒が含まれており、
これは獲物を動けなくして食べやすくするのに役立つと考えられている。
毒性の唾液は、下顎の基部にある腺から分泌される。

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88: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:48:29 ID:EvS

ブラリナトガリネズミ(Blarina brevicauda)

「トガリネズミ」(尖鼠)は、トガリネズミ目トガリネズミ科に属する小型哺乳類の総称。
ネズミという名前だが、齧歯類(ネズミ目)ではなく、モグラやハリネズミと近縁のグループとされる。

北アメリカに生息する「ブラリナトガリネズミ」という種は、毒性のある唾液を持つことで知られている。
毒を持つ事が確実な哺乳類(ブラリナトガリネズミ、ソレノドン、カモノハシ)のうち、この種のみ、毒の化学構造が分かっている。
しかしこの毒が捕食者に対する防御として使われるのか、
或いはトガリネズミが獲物を捕食するために使われるのかは不明。
また、 腹部から強烈な臭いを発するため、キツネや猫などは死骸さえあまり食べないと言われている。

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89: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:50:47 ID:EvS

スローロリス(Slow loris)

サル目、曲鼻猿亜目の一種。
バングラデシュ、ベトナム、ジャワ島、ボルネオ島などに分布する。
丸い頭で、鼻は濡れていて、大きな目を持つ。尻尾は退化している。
スローロリスは絶滅の危機に晒されており、レッドリストによって危急種に指定されている。

全てのスローロリス属の種は、肘の内側の腺で毒を生産する。
彼らはそれを舐めて唾液に毒を含ませ、グルーミング(毛繕い、ノミ取りなど)によって全身に広げる。
親は子供の体にもグルーミングを通して毒を分け与える。
外敵に襲われた時は、体を丸くして唾液を塗布した毛皮をむき出しにする、噛み付く、
丸まって木から落ちて逃げるといった行動で身を守る。
しかしスローロリスが外敵から身を守る最も一次的な方法は、保護色によって隠れることである。

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90: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:54:11 ID:pg4

今更言うのもなんやけどツェツェバエとかサシガメって感染症やないんか?


>>90
蚊とかもそうやね。
一応感染症表記して入れてるけど、毒持ちと勘違いされそうかな


91: 名無しさん@おーぷん 2015/09/07(月)23:56:53 ID:EvS

ピトフーイ(Pitohui)

かつて近縁と考えられた、ニューギニア固有の有毒鳥類6種の総称。
鮮やかな色をした雑食性の鳥。この色は警告色だと言われている。
毒を持つ鳥は極めて珍しく、4~5種しか存在しない。

いくつかの種、特に「ズグロモリモズ」と「カワリモリモズ」の筋肉や羽毛には、
強力な神経毒ステロイド系アルカロイドの「ホモバトラコトキシン」が含まれている。
(LD50=半数致死量:0.002~0.007mg/kg)
また、一般的に毒鳥としてピトフーイを指す場合は、最も毒性の強い「ズグロモリモズ」(Hooded Pitohui)を指すことが多い。
この毒はピトフーイから発見される以前は、フキヤガエル属のPhyllobatesの皮膚からのみ見つかっていた。
ピトフーイには毒を注入するような能力はなく、体に触れたり食べない限り害はない。

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94: 名無しさん@おーぷん 2015/09/08(火)00:01:48 ID:Ynn

今日はこれで終わりやで
残り半分(毒キノコ・植物・その他)は明日の夕方くらいから。


95: 名無しさん@おーぷん 2015/09/08(火)00:02:47 ID:9bi

いつも乙
明日も楽しみにしてるで





次の話
淡々と画像を貼るスレ 危険な毒キノコ・植物・その他



淡々と画像を貼るスレ 危険な動物毒・植物毒編
http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1441608339/
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